No.18 キャーッ! 死体が訪ねて来た (脚本)近藤正、小山内美江子(撮影)東光一(監督)村山新治 (出演)南原宏治、榊ひろみ、清水絋治、山浦栄、木村修、五野上力、謝秀容ほか ☆原題は「情無用!催眠殺人術」であった。 キイハンターNo.45「死体置場で今晩は」と同一プロットと思われる。 変装と奇術を使う謎の男、事件の真相への布石を小出しにしたドラマ展開など、小山内美江子 脚本のミステリーエッセンスが随所に感じられる作品である。 斜めに構えたカメラから元に戻すというカメラワークの多用は、東光一氏の画面構成へのこだわり が感じられる。 劇中に出てくる洋館は、Gメン75No.1「エアポート捜査線」でも使われたところと同一と思われる。 また、事件の真相が明らかになるシーン、セリフから推察すると、再放送の際は何らかの修正が 加えられることが予想される。 −あらすじ− 若い男を殺して死体を隠した夢を見た典介は飛び起きる! 起きてみると、何と夢と同じ場所に傷があった。そして、夢の中に出てきた鍵と同じものが、ポケット から出てきて驚く。 昨晩のことは何一つ思い出せないし、本当に殺人を犯したかもしれない・・という恐怖に苛まれる。 何がどうなったのかわけがわからなくなった典介は、三平とともに夢で見た場所を探って行こうと 決心する。しかし、何者かに襲われ意識を失ってしまう。 一方、警視庁の追出刑事、行内刑事は、若い男女の死体が発見されたハイウェーの現場に 急行していた。典介が夢で殺した男だった・・・! |
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