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Gメン82制作エピソード −今回は「週間TVガイド」「週刊テレビ番組」誌番組解説欄より要約、引用− ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _) |
↑ 沖縄出身の人気歌手が 遭遇した交通事故・・? |
No.2 アイドル歌手 トリック殺人 (脚本)小松範任(撮影)原秀夫(監督)小松範任 (協力)コクサイモデルガン (出演)水野久美、倉田まり子、内田勝正、宗方奈美、小笠原弘、テリー・カロン、 小宮健吾、辻三太郎、山田光一、狭間鉄、矢野良子、五野上力、田村寛、宍戸久一郎、 立川良一、浦上嘉久 ★今晩は清水健太郎刑事のキビキビ活躍編 (週刊TVガイド誌・ラブリーチャンネルより) 今晩は、トッポさが魅力の新加入・沢田をフィーチュアしたスピーディーな快作だ。 週刊TVガイド誌より 中部地方の新聞(中日スポーツ) ザ・ベストワン誌 沢田刑事役の清水健太郎は、当時、相当期待されていた新Gメンのひとりだったことが 窺える。にもかかわらず第三回放送となる翌週は、「テニス中継」による放映休止。 全くもってTBSサイドのやる気のなさと言われても仕方ないような番組編成には 首をかしげざるを得ない。 2009年2月に「Gメン82」は全話DVD化がなされ、改めて本篇を見直してみたが、低視聴 率の要因には、視聴者の興味の移り変わりだけではあるまいと感じた。 作品のテーマは、75から違和感なく見ることができるし、75末期以上に動きのある展開や エネルギッシュなものが感じられる作品もある。 作風は75初期とは異なるが、各レギュラーの存在感、走る若手レギュラー、現場に繰り 出すボスなど、良い意味で原点回帰が感じられる。 2時間ドラマの余波で放送曜日、時間帯の変更を余儀なくされた「Gメン75」であるが、 ナンバーは「82」と変わっても作品の根底に流れるテーマ、スタッフの思いは充電期6ヶ月 を経ても受け継がれている。 (敬称略) 今回もリメイク作品であるが、人間の心の脆さ、現実との対峙による葛藤をうまく描いて いる。新たなプロットで描いてほしいという願いを当時持っていたが、75の続編であるという 点を強調したかったのか、あるいは制作上の諸事情なのかは不明だが、見ごたえある 作品に仕上がっている。 =========================================================================== ★撮影所見学日記へ★ ★参考作品<Gメン75No.43警視庁警視の妻の犯罪><アイフル大作戦No.49> −あらすじ− ロサンゼルスから国際麻薬シンジケートの運び屋が来日するという情報をインターポール (国際刑事警察機構)から受け取った立花警部らGメンは成田空港へ向かった。 入国ゲートから出てきた南米人・ロペスをマークしていた早坂警部補が仲間の狙撃を受け 負傷した。 そんな折、沢田刑事は捜査の合間を縫って沖縄在住時代の知人・中里ユキを訪ねた。 彼女は人気アイドル歌手で、父親は沢田の身代わりとなって殉職した沖縄県警の捜査員。 今は、警視庁のキャンペーンガールも務めている。 そんなユキは帰宅途中、交通事故を引き起こしてしまった。路上に倒れている人影を見て 自首を考えたが、同乗した母親の説得でそのまま逃げてしまう。 轢かれた男は国際手配中のロペスだった・・。 |