メン75エピソード・ガイド  
  
   制作エピソードがない作品はあらすじのみ紹介して行きます。


    
 
 

  
 

 

 

 
 
↑No.330
 田口刑事、マリコ寺岡刑事
 最後の出動!!
 
 
 




  



 

 No.330 19歳の
    金髪美女強盗団


         (脚本)高久進(撮影)吉田重業(監督)山口和彦
         (出演)下塚誠<賀川大介>、マリア モーガン、酒井昭、堀勉、田辺宏章、
              山本清、村上幹夫、小寺大介、坂本由英、斉藤司、山口正一郎、
              立川良一、石井浩、武田博志、メアリー バットレット
             
 

 ▲朝日新聞(中部版)朝刊より

 
前回の香港編同様、字幕スーパーによる描写が今回も登場。マリコも英語を
 駆使し最後の見せ場を飾ってくれたのは嬉しかった。強盗団の主犯格である
 金髪女性を逮捕し連行する田口とマリコ。このシーンが二人の見納めである
 ことは作品を見返してみてわかることだが、やはりもの足りない。

  
ディスコに潜入するマリコ

 今回で足掛け2年半、若手Gメンとして活躍した田口刑事と半年前に研修生と
 して来日したマリコ・寺岡刑事が姿を消す。
 「香港カラテ対北京原人」から登場し、そのままセミレギュラー化した陽子の
 弟・大介も降板。(それにしても大介という名は近藤氏のドラマでよく使われますね)

 作品ではGメン二人の降板に関しては一切触れられず、翌週新章に突入する
 際、黒木ボスのナレーションで幕引き後の活躍の場を知った次第である。
 村井刑事、小田切警視、南雲警視・・等の引き際で相当ファンからの苦情が
 寄せられたのであろう。取ってつけたようなカタチでも、無いよりマシ・・と
 思わざるを得ないのであろうか・・・

 誠に残念な終わり方である。
 最後は主役級で華々しく活躍してほしかった。当時も今も観るものの気持ちは
 同じであろう。
 レギュラー、セミレギュラーが知らぬ間にいなくなるのは、Gメンが最初ではなく、
 古くは「キイハンター」でも見られた。(松原薫、滝裕二)

 オフ会にて千葉裕さんにお尋ねしたところ、降板に関しての単独主役企画とか
 はなかったとのこと。

 アメリカでは自分が知りえた情報を司法当局に渡す代わりに自らの罪を軽減
 する”司法取引”という制度があるが、劇中、留学生崩れのマスターが
 立花らGメンに取引を持ちかけるシーンは字幕スーパー同様、日本とアメリカ
 の文化が感じられドラマを盛り上げていた。

 −あらすじ
  
 
 
 田口刑事、マリコ・寺岡刑事、賀川大介最終編

 
特報!新GメンVSニセ白バイ軍団

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