メン75制作エピソード  
     −「週間TVガイド」誌番組解説欄より要約あるいは引用

 ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。
 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。
 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には
 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。
 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。
 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _)


  
 一転する家族の証言と強盗
 犯人殺害の真相・・

 
 

         
  
 
  No.327 マイホーム 
           親と子の殺し合い事件
           (脚本)榎田安孝、高久進(撮影)浅井宏彦(監督)瀬川昌治
              (出演)穂積隆信、榊ひろみ、川島祐介ほか


 ★ボスの座をめぐりシ烈な戦い!?
 十月は各番組の衣替えの季節だが、このドラマは変更なしで安泰。「長寿の秘けつはオレ
 みたいな優秀なリーダーがいるからだ」と豪語するボスの丹波哲郎。
 そこに立花こと若林豪が差し入れのジュースを持って現れる。
 すかさず丹波「次のボスは若林豪に決まりだ!」
 「ジュース一杯とは安いボスの座ネ。たまには、女ボスもいいと思うわよ」とはセーラの次期
 政権を狙うクローイ陰謀?

  
週刊TVガイド誌番宣記事
 
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 Gメン75末期の力作。
 校内暴力や家庭崩壊が目立ち始めた当時の世相を反映した社会派サスペンス。
 新興住宅街で発生したある殺人事件を巡って、罪をなすり付け合う親子の謎。
 事件に隠された真相が判明するまでの展開が観る者を画面から離さない。
 丁寧に練られた脚本は良質な人間ドラマに仕上がっている。
 再放送の際に、じっくりご堪能いただきたい作品である。
 捜査の過程で登場する立花、草鹿、田口、陽子、マリコの居酒屋シーンもお見逃しなく。
 初期Gメンではほとんど見ることができなかった珍しい飲食シーンがここでも登場。
 
 さて、上記「週刊TVガイド」誌の解説でも読み取れるが、この4週後に田口、マリコが降板
 するということは、この時点ではマスコミには伏せられていたようだ。
 また、次のGメン75スペシャルがあるならば、丹波御大のご意向に従い、若林豪さん新ボスで
 ぜひ決めていただきたいものである。(^^)

 

 
あらすじ

 

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