メン75制作エピソード  
        −今回は「週刊TVガイド」誌より要約引用

 ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。
 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。
 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には
 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。
 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。
 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _)


  
 
 

  
 

 
 封印された必殺拳!
 
 香港暗黒街での死闘!



 
 

 
         81香港カラテロケシリーズ 
 No.292 香港女カラテメン 
 No.293 香港女カラテメン PART2       
 No.294 香港女カラテメン PART3 
          (脚本)高久進(撮影)内田安夫(監督)山口和彦
          (出演)梁小龍、廖安麗、揚斯、黄薇薇、辻萬長、中島めぐみ、河合絃司、中井徹ほか
          (制作主任)林実、戴振翩
          (協力)コンパスクラブツアー日新航空、TOURS JAPAN LTD

 ★せっかく香港まで来たのにネ・・・・・・
 −週間TVガイド誌(81年・1月)より−

 香港ロケは二度目の中島はるみ。 
 今回は妹のめぐみも一緒で大喜び。「いっぱい買い物をしようね」と勇んで出かけたが、
 現実は朝から夜まで強行スケジュール。「これじゃショッピングなんて無理ね」と残念そうな
 二人に、スタッフはそ知らぬ顔で「さあ、仕事、仕事」。
 美しい香港の夜景を見ながら、タメ息ましりの二人「あー、つまんない」。
  
 ========================================================================
 
  
←当時の新聞記事 (朝日か中日新聞)

 ↓以下はおなじみ「ザ・ベストワン」誌の特集ページの番宣写真

 


 
↓週間TVガイド誌記事
 
 


  
中日新聞記事(扱いが大きい^^)

 
こちらは当時の特報放送画面。
 予告カットフィルムとは別に、放送日、サブタイトルが書かれた映像を被せていた。↓
 

 
 

 ★吹雪杏子刑事役で好評の中島はるみと妹・中島めぐみが初共演し、話題をまいた作品。
 香港コネクションの手に落ちたが必死に立ち向かう吹雪刑事の活躍にご注目。
 撮影は「ザ・ベストワン」誌によると、80年11月26日から12月8日の13日間。
 香港編では初の3話連続作品。制作サイドには香港側スタッフも。TVドラマでは珍しい
 日本・香港合作ともいえる豪華さであった。
制作主任:林実<日本:東映>、戴振翩<香港>
 
 今回の香港側主役は
梁小龍(ブルース・リャン)氏。香港映画界で知らぬ者はいないという
 超一級アクションスターのゲスト出演。「無敵のゴッドファーザー・ドラゴン世界を征く」
 (74年・香港)など草野刑事役の倉田保昭氏とも香港映画で共演した実力派である。
 目のさめるようなスピーディな技、華麗な身のこなしは絶品。
 TVドラマの域を完全に超越した映像が画面狭しと展開する、手に汗握る新春特別企画!
 フィクションの面白さを堪能させてくれるシリーズである。

 しかしそこは高久進脚本。見せるアクションだけでは終わらせないところが上手い。
 中国本土での戦争孤児問題、生き別れた父と娘の運命、歴史に翻弄された人間模様を
 丹念に描いている。虚構に現実を持ち込む近藤ワールドならではの面白さは高水準を
 維持し、ますます磨きがかかって来たようだ。

 
惜しむべくは、日本語吹き替えであろうか。せひとも広東語で字幕スーパーで制作して
 いただきたかった。

 
 
特筆すべき点は、梁小龍氏の役名と設定。元警官の張雲龍。
 まさに汪雲龍こと草野泰明刑事の設定を臭わせているところに注目したい。
 路地裏での壁伝いに駆け上るアクション、草野刑事が去って行った市場の雑踏を行く
 張雲龍。どうしても草野刑事の面影を感じずにはいられないシーンも。

 ラストの展開は必見!お見逃しなく!
 リアルタイムでのエンディングテーマは日本語まじりの北京語版「面影」であったが、地上
 波再放送では「遥かなる旅路」に変更されていた。(東京、愛知)

   

 ========================================================================
 
 
あらすじ
 

                                         ☆戻る

                                         ☆TOPへ戻る