Gメン75 制作エピソード −今回は「週間TVガイド」誌番組解説欄より要約、引用− ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _) |
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★★ 遺留品がありすぎる現場・・ ↑迷宮入り事件の真相は・・ |
No.259 銭湯帰りのOL 殺人事件 (脚本)高久進(撮影)林順一郎(監督)小松範任 (出演)今福将雄、菅井きん、久富惟晴、陶隆司、市川夏江、水島美奈子、 藤田宗久、岸正明、武田博志ほか ★不言実行のヒトは −週刊TVガイド誌より− 資料提供:関屋二郎さま ■放言の好きな『Gメン75』のボス、丹波哲郎に比べ、若林豪は不言実行タイプ。 このヒト、役がら以外のことでは全然出たがらないテレ屋で「家でくつろぐ姿のスチールを」 なんてたのむと「以前撮ったのをまた使って」と逃げまわってばっかり。 ”以前”が六、七年前とあってはちょっと・・・・。 しかし、このパーソナリティーだから、役に関しては熱心で、自分の出番がすんでも見ていて 、監督のいわない演技指導もマメにしてくれる。そこで、中島はるみなど若手にもたよりに されるというわけ。 ■ところでこの番組の取調室は、珍しくビルの地下駐車場を使用している。 土、日にクルマを出して撮影。場所がらエコーもきいて、同録にはスタジオよりいいと好評 なのだ。 ==================================== シナリオタイトルは「女湯帰りOL殺人事件」。(シナリオNo.258) 本編との違い、詳細はCS再放送後、「シナリオ探訪」コーナーで考察します。 被害者家族の心情、警官の執念を軸に、捜査の過程を丹念に描いて行く刑事ドラマに 仕上がっている。最後に真犯人の動機が判明するが、被害者家族の思いを考えれば あまりにも哀しい真相である。 −あらすじ− |