メン75 制作エピソード  
   −今回は「週間TVガイド」誌より引用 

 ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。
 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。
 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には
 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。
 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。
 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _)


  
 

 東京−名古屋
 トリック殺人事件
          
 No.196 東京発 
     ひかり157号のトリック 
          (脚本)池田雄一(撮影)吉田重業(監督)堀長文
         (出演)寺田農、亀井光代、美杉玲子、下村節子、八名信夫、中丸忠雄<結城警視正>ほか 

 ★東京−名古屋間とんぼ返りの若林・・・週刊TVガイド誌より
 新幹線ひかり号の電話を使ったトリックがみどころ。新幹線の走っている位置によって、
 電話の中継局が変わることを利用したアリバイ工作だが、このトリックの被害にあったの
 が若林豪。
 車内で電話を受けるシーンを撮るため名古屋まで行き、すぐ東京にとんぼ帰りしなければ
 ならないと聞き、「せめて、きしめんを食べる時間ぐらいくれても」とブツブツ。
 
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★名古屋ロケを織り交ぜたミステリー編。クレジットされていないが、タイアップは名古屋
 キャッスルホテル。名古屋駅構内、名古屋城付近、名古屋空港などで撮影。
 完全犯罪を企んだ女のトリックに隠された情念。そのトリックをさらに利用する男の犯罪
 を暴いて行く過程で視聴者にはタネ明かしを。
 立花警部補らがどのようにトリック殺人を解き崩して行くかが見物。少々凝りすぎの感も
 否めないストーリーだが、死んだ女の根底にあった気持ちが判明するラストが哀しい。
 池田雄一脚本ならではのミステリアスな秀作。
 

 
あらすじ
 
 

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