Gメン75エピソード・ガイド 制作エピソードがない作品はあらすじのみ紹介して行きます。 |
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![]() ↑No.6 ベトナム政府高官をガードする 黒木らGメン75 |
No.6 コルト自動拳銃 1911A1 (脚本)高久進(撮影)下村和夫(監督)鷹森立一 (出演)中島ゆたか、織田あきら、森秋子、東野孝彦、三原葉子、片岡五郎、 日吉としやす、河合弦司、山浦栄、小笠原剛、ロルフ・ジェーサーほか ![]() 当時の新聞記事 国際派Gメン・響圭子刑事の初主役作品。 1975年当時の国際情勢を背景に長年の戦乱にようやく終止符が打たれた ベトナムと日本を結んでの国家犯罪にGメンが挑戦する。 国際的視野で描かれるGメンの魅力のひとつが開花した作品でもある。 初期のGメンは、「バーディー大作戦」の残りの枠を消化するつなぎ的な 意味合いからスタートしたいきさつがあるが、他の刑事ものとは一線を 画す作風が第一話から炸裂していた。 主題歌”面影”のメロディの多用で、哀愁を漂わせたムードを演出しつつ ドラマはハードに辛口にドライに仕上げて行く手法は新鮮である。 バイタリティ溢れる若きエリート・関屋警部補を筆頭に、大都会をとにかく つっ走る若手秘密警察官たちの活躍は、強烈なイメージを視聴者に 植え付け「 Gメン75 」の存在を確立していく。 Gメンが他の刑事ドラマと異なるのは、女性捜査官の活躍である。 当時、女性を”捜査官”として描いた作品は、ほかにはなかったと思う。 デカ部屋のお茶くみや画面を添える役目が大半であったが、拳銃を構え 町を走り、凶悪犯を取調室で理詰めにするシーンはGメンでしか見られない 斬新なイメージを植え付けたのだった。 今回の舞台は伊豆半島の保養地・熱海。 パノラミックな風景をバックに女性Gメン・響刑事が旧知の友人を追う ハードなアクションを披露する。 さて、上記番宣記事を読まれた方の脳裏に?????と思われたこと でしょう? 番宣記事と本編は違った終わり方をしているんですね。 (っていうか、番宣に結末まで書かないで。。と思うんですが。。^^;) キムは本編では復讐の思いを遂げるのですが、どうやらシナリオ段階では 全く逆の結末が描かれているようですね。 いつの日か、シナリオが手に入れば検証してみたい作品です。 −あらすじ− |