プロフェッショナル・キイハンター、次の赤いシグナルは・・・
No.42 情無用の殺人旅行 (69年1月18日放映) |
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脚本・高久進 撮影・下村和夫 監督・鷹森立一 出演者・黒木、啓子、ユミ、風間 主役・風間 ゲスト・北あけみ、松岡きっこ、田口計、佐藤京一、 春日章良ほか |
☆新春を飾る九州ロケの第二弾。佐賀・長崎編 御船山観光ホテル、全日空のタイアップに よる長崎県佐世保、大野原高原などでロケし たハードアクション編。 セスナ機を使ったアクションが話題となった。 国際的な拳銃密売ルートを追うキイハンター たちのダイナミックな活躍! そして20分後に爆発するアタッシュケースを 持たされた風間がいかにして危機を脱するの か・・?スリルとサスペンスの56分! ボスが身分を問われて「名乗るほどの者じゃな いが・・」という一幕。カラー編であれば「国際 警察だ!」と歯切れの良いセリフが飛び出す ところだが、この頃のキイハンターはまだまだ 私立探偵的なムードを漂わせている。 前回に引き続き、島ちゃんはお休み。 −あらすじ− 地下組織に大量の密輸拳銃が流れ始めたのを キャッチした国際警察はブツを押収した。 fフィリッピン拳銃密輸ルートを内偵していた黒木 は、売人の毛利を洗い出す。 彼は取引のため、佐世保へ向おうとしていた。 一方、風間は黒木の指令で、毛利を襲撃。 彼になりすまし、組織の全貌を暴く為、佐世保 へ飛ぶ。 そして集合場所の外人バーへ潜入する。 そこには合計4人の密売人がいた。 荒木、西岡、マリ、そして風間。 取引は慎重を極め、ボスも正体を現さない。 密売人らは3段階のテストを受ける羽目になる。 それぞれ正体も所属する組織も不明。 そして謎の盲目の少女・虹子の出現。 ボスの狙いは何か? 風間は潜入捜査員という身分がバレそうになり ・・・。 |
No.43 幽霊と5人の 札つき女 (69年1月25日放映) |
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脚本・佐藤純弥、池田雄一 撮影・瀬尾脩 監督・山内 柏 出演者・黒木、啓子、ユミ 主役・啓子 ゲスト・根岸明美、賀川雪絵、華かおる、裕 圭子、 国 景子、西岡景子、曽我町子、炎加代子 フランツ・グルーバー、ジャック・モリス、 レイモンド・ホルトハウスほか |
☆68年10月19日に放送され好評を博した 「その名は女番外地」の続編。 啓子が犯罪者に化けて女子刑務所へ潜入。 女囚たちは、前回と同じメンバーであるが、 前回死亡した女囚<おふじ>の妹役で、 根岸明美さんが再度登場。役名は<おみね>。 女囚たちが刑務所とシャバを出たり入ったりと いう奇想天外さは前回同様面白い。 彼女らに絡む啓子のスリリングな潜入捜査が見物。 参考作品: No.176「キャーッ!幽霊屋敷で今晩わ」 −あらすじ− 某国大統領が来日。領事館前のホテルから 狙撃され暗殺された。 警視庁の警官がホテルに急行したところ、 ポールという外人の刺殺死体を発見。 現場にはキーコと名乗る女性がナイフを 持って立ちつくしていた。 逮捕された彼女は、犯人は別にいて、その顔を 目撃したと言い張る。 事件発生の3ヶ月後、キイハンターの部屋に 女性が5人、啓子を訪ねて来た。 何と彼女らは、啓子と顔見知りの女囚たち。 またしても刑務所から脱獄してきたという。 キーコの無実を立証してほしいと頼む。 黒木の指令を受け、事件の真相をさぐるべく 啓子は再び、刑務所に潜入することにした。 しかし、キーコは何者かに獄中で殺された。 影なき殺し屋の手は刑務所の中にも伸びて 来た・・・! |