プロフェッショナル・キイハンター、次の赤いシグナルは・・・
No.40 用心棒必勝作戦 (69年1月4日放映) |
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脚本・池田雄一 撮影・下村和夫 監督・小西通雄 出演者・黒木、啓子、島、ユミ、風間 主役・全員 ゲスト・鶴見丈二、稲垣美保子、近藤宏、室田日出男 河合弦司ほか |
☆1969年の新春を飾る特別企画作品。 熊本県天草諸島でのロケ。異国情緒あふれる 風景とダイナミックな群島を背景にスリリングな ドラマが展開する。 劇中劇での時代劇シーンや、ユミちゃんの水中 ショーでのスイムガールシーンなど遊び心 いっぱいのシーンも織り交ぜた新春特番。 マニラから来日した司教を護衛しながらキリシタン 大名の財宝をめぐる殺人事件を追うキイハンター 全員の活躍を痛快に描く。 スリリングなボート・チェイスは必見! クレジットされていないが、タイアップは全日空と 天草国際ホテル、熊本寿屋。 −あらすじ− 東京の歴史博物館で殺人事件発生。 犯行に使用されたナイフは、絵柄に十字架が 刻まれていた。 容疑者は神父の男。そして400年前に日本で 初めて印刷された聖書が盗まれていた。 聖書にはキリシタン大名・高山右近の隠し財産 の有りかが記してあったという。 そんな時、天草で開催される殉教祭に列席する 為、マニラから司教が来日した。 持参したマリア像には盗まれた聖書と同じ暗号 文字が刻まれているという。 黒木は司教を護衛するため、啓子らとともに 天草へ飛ぶ。 黒木は<マニラの黒豹>という謎めいた電話を かけてきたサングラスの女を探る。しかし、 影なき敵の狙いは本当にキリシタン大名の財宝 なのだろうか?疑問を感じ始める・・・。 |
No.41 殺し屋たちの 舞踏会 (69年1月11日放映) |
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脚本・高久進、佐藤肇 撮影・瀬尾脩 監督・佐藤肇 出演者・黒木、啓子、ユミ、風間 主役・啓子、ユミ ゲスト・デット・ガンサー、真理アンヌ、原良子、南原宏治 中村孝雄、田畑孝ほか |
☆19世紀風の舞踏会で、スパイが知恵とトリックの 限りを尽くして闘う優雅で怪奇な作品。 出席者が次々と不思議な死に方をしていく というスリラー・サスペンス。 ラストの大どんでん返しをお見逃しなく。 仮面舞踏会ものは後のキイハンターNo.141 「殺し屋大統領おてやわらかに」、バーディ大作戦 No.30「グラマー殺し屋部隊」 でも素材となっている。 −あらすじ− 啓子のもとへ1通の招待状が舞い込んだ。 腕利きのスパイばかりを集めた舞踏会を 開こうとする者がいる。 開催者は不明。そして参加者はお互いの 秘密を守る為、全員仮面をつけほしいと 書かれてあった。 招待状とともに貴婦人が着るドレスも添えて あった。 一方、東欧某国の大物政治家・アシモフが 来日。西側某国との核軍縮調停の為の来日 だった。 舞踏会はアシモフにも関係があった。 彼は暗殺の対象となっていたのだ。 舞踏会に招待されたのは6人。 黒木は、暗殺を企む者が舞踏会に行くと 知り、啓子に招待を受けるよう指令を下す。 参加者はお互い疑惑を抱いたまま、舞踏会は 始まった・・・。 |