新米Gメン意外な素顔・・・・!?
 

 
「週間テレビ番組」誌掲載の”読者とスターのスタジオでこんにちは”
 夏木マリ、中島はるみ、鳥居恵子・・などGメンでレギュラー、セミレギュラーを
 努めた方々の素顔が垣間見れる企画が好評だった。
 その中で、有希俊彦氏のものもあったので、一部を再現してみよう。
 主役作品に恵まれなかったGメンゆえ、数少ない”村井刑事”を知る資料として
 記録しておきたい。
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◆二代目ケン&メリーで人気のあった有希俊彦が、この春から『Gメン75』
 (TBS)の村井刑事としてドラマに初登場。一躍、若手人気俳優にのし上がって
 きた。そんな彼を、ケン時代からのファンだというS・Mさん、H・Eさんの中三
 コンビが訪ねた。


 ちょうど『Gメン75』の撮影が休みで、待ち合わせは東京・赤坂のTBS。
 約束より15分前に現れた有希俊彦は、テレビで見るスーツ姿のビシッときめた
 イメージとは反対に、ラフなジーパン姿。
 だが、語り口はあくまでソフトで、二人はすぐ打ちとけた。

 
有希「きょうは朝から映画を見に行ってきたんです。”続・仁義なき戦い”と
    ”俺達に墓はない”ですが、根津甚八さんがとてもよかった」
 S・M「
よく見に行くんですか。
 
有希「休みの日はほとんど映画を見ています。あなたたちは?」

 (中略)

 S・M「
草刈正雄さんに似てるって言われませんか」
 
有希「言われますね。言われていやじゃないけど、有希俊彦だ、というものが
     早く出せるようになりたいとは思いますね。」
 H・E「
芸能界に入ったきっかけは?
 
有希「僕は出身が群馬県で、浪人中(19歳の時)にモデルにスカウトされたわけ
     です。」
 (中略)
 H・E「
バレーボールが得意と聞いてますが?
 
有希「背が高いからね。でも大学時代、体育でやっただけです。」

  

 
 S・M「
どんな時にそう思いますか。
 
有希「この前、ガードレールに脚をからませてひっくり返ったの。
     みんな先の方を走ってるのに僕だけがガードレールの下で寝ちゃった。
     スタッフが”何でお前だけそこに寝てんだ!」ってね。(笑)
 
 H・E「
失敗は始終?
 
有希「ありますね。失敗じゃないけど、撮影でニューカレドニアへ行ったの。
     往復DC10だったんです。
     行くときにDC10が故障したというので、僕らの飛行機も整備してね。
     帰って来た翌日、型式証明が取り消されたでしょう、みんな無事で
     良かったなぁって」

 H・M「
どんな役者が好きですか
 
有希「『Gメン』では若林豪さん。渋い役者さんですが、よくいろいろなアドバイス
     をしてくれます。それと丹波哲郎さん。
     この番組に入るまでは恐い人かと思っていたけど実に優しくて、人間が
     大きい。」
  
 S・M「
女優さんでは誰が好きですか
 
有希「まだこれが初めてのドラマ出演でしょう。だから新入社員みたいなもの
    で、周囲を見る余裕なんて全然ないんです。」
 
 (中略)

    「・・・ところで、僕の印象はどうですか?」

    

 S・M「
最初、恐い感じだった。これからどんな役をやりたいですか。
 
有希「いろいろなことをやりたい。でも今はこれだけに集中しています。
    さっきも言ったけど、年齢とともに考え方は変わるけど、いま俳優に
    なったばかりだし、やるからには早く一人前になりたいと思っています。
    これからも応援して下さい。」
  
 


 

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