No.3 BOM!!
        女と男とオートバイ 


              (脚本)長田紀生(撮影)林兆(監督)小松範任
              (出演)小宮久美子、安岡力也、天方保、田中洋一ほか



 >>当時の番宣記事


 ★
今回は刑事ドラマというよりは、青春アクションドラマといった作品。
 イメージとしては「キイハンター」や「アイフル」「バーディー」で島や南条が、裕二が捜査中に
 事件に絡む女性に恋したりする作品群の部類であろうか。
 沢村が過去、交際していた女性が事件に巻き込まれ、過去と現実が沢村の心の中で交錯し
 、最後には別れ・・・。
 「Gメン75」ではNo.194「銀嶺を行く網走脱獄囚」の草野刑事を思い起こしていただければ
 判りやすいと思われる。
 
 アクション、アクション、またアクション・・で幕開けしたこの番組らしく、今回も廃墟でのバイク
 アクションや沢村と安岡力也氏演じる右京との対決シーンなど迫力いっぱいに描かれて
 いる。カースタントを多用したシーン以上に、右京が振り下ろす鉄パイプに挑む沢村の
 アクションが手に汗握る迫力で、往年の「キイハンター」のボディアクションを思わせる展開
 となっている。民間人である涼子の発砲シーンなどもその流れであろう。
 
 沢村役の三浦友和氏と、真紀役の小宮久美子さんのラブシーンは当時話題としてTV誌に
 紹介されていた。小松範任監督がメガホンをとる恋愛ドラマ・・となると、「Gメン」の立花&
 ちぐさを思い出すが、今回は刑事とスターとの忘れがたい恋愛模様を描く、やや現実離れ
 した設定。「Gメン」以前のシリーズをイメージしたと思われる。
 二人の心理描写とそれに絡む涼子の心理は面白く描かれているが、ドラマ展開上の構成
 は淡々としていて、どんでん返しやネタを小出しにして視聴者を引きつけるという往年の
 テクニックは、見られなかった。
 
 心引かれながらも別々の道を歩むしかない沢村がスナックでグラスを傾けるシーン。
 ハードボイルドタッチ・・と懐かしんでいたら、水をさすような展開でEND。
 キイハンターNo.182「秘密指令あの墓を射て!」での小田切のシーンなどを思い浮かべて
 しまうが、時の流れと「Gメン」タッチに慣れ親しんだ視聴者にとっては、もはや受け入れ難い
 幕引きの仕方であった。
 
 ちなみにスナックのシーンで、一匹の犬が登場しているが、第一回のラストで瀬島警視正
 が散歩させていた犬。設定上では特に記載はないが、瀬島の愛犬と思われる。


−あらすじ−
 Super Police!the next episord・・・・
 タレントの真紀がロックバンドのメンバー右京らにスタジオから拉致された。真紀は元バンド
 のメンバーで、右京らと同じグループのメンバーだった。
 あまり売れていない右京らと違って、真紀は今や人気絶頂のスターである。
 右京らが、それをしっとしたゆえの犯行と思われた。
 真紀は沢村警部補の昔の恋人でもあった。彼女のマネージャー・矢吹は、真紀を無事救出
 するよう沢村に極秘捜査を依頼するが・・・。
 


 
    私の一番大事な曲を
        一番大事な人たちに・・・・


                                         
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