No.25 逃げろ!わんぱく小僧     
                 生き埋め殺人
               (脚本)近藤正、小山内美江子(撮影)村上俊郎(監督)小西通雄
               (出演)梅地徳彦、睦五郎、風間千代子、頭師孝雄、有馬昌彦、五野上 力ほか


 ☆追出刑事が登場しない珍しい作品。
 桜田警部も登場せず、今回は嘘つき少年とマリを中心にした笑いとスリリングなサスペンス!
 子供とレギュラー陣を絡めたストーリーは、古くはキイハンターNo.198「頑張れ!小便小僧 危機一発」
 などの路線を継承したものであった。Gメン75でもNo.220「お化けに呼ばれた嘘つき少年」などがある。
 少年の視点から展開する今回は、一風変わったドラマになっている。
 地下室に閉じ込められたマリと地権者の男に危機が迫るシーンは手に汗握る迫力となっている。
 廃工場でのクライマックス。涼子の捕り物活劇は、ちょっとやりすぎ?(^^)

 
−あらすじ−
 とあるマンションへ調査費の未払い請求に訪れたマリは、良太という少年と知り合う。
 強盗殺人の現場を見た!とマリを連れて現場へ!
 しかし、それは男女の密会現場。少年の言うことはでたらめだった。良太は近所で評判のウソつき少年
 だったのだ。とうとう良太を捕まえたマリはお灸をすえる。
 少年が置かれた環境を知るにつけ、寂しさに共感する部分もあったマリ。
 ひょんなことから廃工場の取り壊し工事を知った良太は、隠してある宝物を取りに現場へ。
 そこで倒れている血まみれの男を発見。
 近所の人に助けを求めるが、誰も耳を貸そうとしない。
 アイフルのマリへ電話。
 そんな良太に近づくスーツ姿の奇妙な紳士。彼は良太が嘘つき少年であることを知り、一計を思いつく。
 電話が気になったマリは、廃工場へ向うが何者かに襲われ気を失う。
 気づいたとき、そこは廃工場の地下室だった。マリの横には血まみれで助けを求める中年の男が・・・。
 そのとき、突然工場の取り壊し工事が始まった!
 マリは外部と連絡を取る手段さえない・・・・!



 



やっぱり坊やは
  嘘をついてなかった!




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