No.18 キャーッ!
             
夏休みキャンプお化け大会
                  (脚本)高久進、佐藤肇(撮影)浅井宏彦(監督)佐藤肇
                  (出演)夏純子、楠田薫、戸部夕子、室田日出男、国景子、村上冬樹ほか

 ☆山梨県富士山麓でのロケ。「キイハンター」以来何度もロケ協力した富士急ハイランド
 が舞台。
 三平が発見した白骨死体、そして幾度となく出没する包丁を研ぐ鬼婆の正体は・・?。
 事件の背後に見え隠れする謎の祈祷師の正体は・・?
 そして、高利貸しの野望と老婆の関係は・・?事件に巻きこまれたアイフルスタッフと警視庁・
 追出刑事の活躍をスリラータッチでコミカルに描く娯楽作品。
 独特なスリラータッチで定評のある佐藤肇監督と、スリリングなドラマ展開が魅力の高久進
 脚本との合作。
 尚、鬼婆が包丁を研ぐシーンのバックに流れるBGMはGメン75黒谷町編でもお馴染みのもの。
 鬼婆を障子の外から除くマリと三平を見ていると、Gメン75「キャンピングカーに乗った鬼婆」
 を思い出さずにはいられない。
 Gメンファンなら思わずニヤリとしてしまうシーンである。
 桜田警部は登場しないが、肩の力を抜いて存分に楽しめる構成となっている。


−あらすじ−
 涼子をはじめ、アイフルスタッフは夏期合宿と称して富士山麓へやって来た。
 一方、警視庁の追出刑事も女性警察官の研修と称して偶然現地にいた。
 キャンプを楽しむアイフルの下へ一人の老婆が現れる。
 裕二に金を返してほしいと告げる。前年の夏期合宿代が未払いだったのだ。老婆は鮫島金融
 の取り立てで、マリが現金を持って返済に行くことになった。
 キャンプ場では三平が大声を出してすっとんできた。何と白骨死体が出たという。
 鮫島金融の社長の別荘では取り立ての老婆が睡眠薬を大量に飲まされて倒れていた。
 そこへマリが行く・・・。
 謎の祈祷師が付かず離れず目撃していた。




 死者の魂は、さまよって
   
呪いの言葉を語りかけている・・・・



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