No.22 真夜中の 美女強盗団 (脚本)近藤正(撮影)東光一(監督)小西通雄 (出演)原良子、志摩みずえ、渥美国泰、原口剛、ロルフ・ジェーサーほか ☆典介とマリが、国際的な産業スパイ事件に巻き込まれるサスペンス・アクション編。 高度成長期の末期に社会問題となった公害問題を背景にしたストーリーである。 世界初の無公害エンジン設計図をめぐって暗躍する組織。 そして元自動車会社幹部社員の死の真相。邸宅に捕われの身となった典介を救出すべく、決死の 潜入捜査を試みるマリのスリリングな活躍が見物。 東光一カメラマン独特のカメラアングルが、この作品でも画面に迫力を持たせている点も 見逃せない。 元幹部社員の邸宅にいたメイドの正体は・・?続々集まる拳銃を持った男たち。 若き探偵・韋駄典介のアクションが冴える!今回が典介最後の活躍となるが降板理由は語られ なかった。 今回はココの出番は無し。 −あらすじ− 深夜、東西自動車にギャングが押し入り、ガードマンを射殺し逃走した。 通報で警視庁の追出、行内両刑事が現場に急行する。 ギャングは外国人を含む3人組。彼らの狙いは東西自動車が世界で初めて開発した無公害エンジン の設計図。どうやら社内に手引きした者がいるらしい。 一方、車を運転していた典介はユキコという女性をヒキそうになる。 彼女は心臓病で入院していたが、退院したばかりだという。父親に会いに行く途中の出来事だった。 待ち合わせの場所まで送ろうという典介の申し出を受け入れ、二人は駒沢公園へ行く。 そこで、典介とユキコは、何者かに連れ去られる父親の姿を目撃。 真相を突きとめようと、行動を開始する・・・。 |
|