No.17 殺人鬼の見合い結婚
          (脚本)池田雄一(撮影)下村和夫(監督)鷹森立一
          (出演)中原早苗、山本紀彦、柴田鋭子、山本昌平、河合絃司、山浦栄、畑中猛重、志麻ひろ子


 ☆伊豆半島・熱海でのロケ。協力はクレジットされてないが、「ホテルニューアカオ」である。
 政略結婚を画策する親に反発するマリの活躍編。典介はお休み。
 強制的に見合いをさせられるのに困り果てたマリは裕二をフィアンセに仕立て、二人で
 実家に向うところから事件は始まる。
 今回は、池田雄一氏のシナリオによるアクション編。
 マリが伊豆の旧家出身で一人娘ということが判明する。母親役はGメン75「背番号3長島対
 Gメン」「77元旦デカ部屋ぶっ飛ぶ!」等でもお馴染みの中原早苗さん。
 強面の母親を好演している。
 谷隼人氏と松岡きっこさんの実生活の部分もだぶってしまうようなシーンが楽しい。
 マリへの気持ちに何となく気付く裕二の心理をさりげなく添え、不気味な狙撃者との
 死闘を展開するふたりの活躍を痛快なタッチで描く。
 
−あらすじ− 
 実家から続々と見合い話が舞い込み、困り果てたマリは一計を高じる。
 裕二をフィアンセに仕立て、親に紹介しようという作戦だ。
 早速裕二を連れて熱海へ向った。
 実家では、3人の見合い相手・花津、水田、雪戸が待ち構えていた。
 どの男の名前もフィーリングも気に入らないマリは苛立ちが募る。
 そんな言い争いを見つめる黒装束の男がいた。徐にライフル銃を組立て、マリたちに向けて
 弾丸を放った!弾は反れたが、謎の男は執拗に狙撃してくる。
 誰が誰を狙ったのか?目的は・・?
 殺し屋に狙撃の依頼をした男がいた。何とマリと結婚したがっている花津だった。
 標的は、マリ!
 ささいなことから裕二とケンカした傷心のマリに巧みに近づく花津。
 そしてやけになった裕二に近づく美江という女も花津とつながっていた。
 しかし彼女は裕二の眼前で花津が手配した殺し屋に狙撃されてしまう。


 



  仮初めとはいえ、
     俺が本気になったということは・・・




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