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Gメン82制作エピソード −今回は「週間TVガイド」誌番組解説欄より要約、引用− ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _) |
↑ ★火を吹く「悪僧」金剛拳! |
香港カラテロケシリーズ No.11 吼えろ! 香港少林寺 (脚本)高久進(撮影)下村和夫(監督)下村和夫 (出演)チャンカンタイ、チャーリーチャン、サンムイ、ストロング金剛、ヤンシー、タン・テンシー ジェイソングレゴリー、高野真二、わかべ由美、堀田真三、中田譲治、竜咲隼人、岩井泉、 佐々木修平、福岡康裕、佐藤法義、渥美茂勝 (声)納谷悟郎、大塚周夫、塩見龍介、田中真弓 (協力)日新航空、ツアーズジャパン ★続々登場!香港少林寺の秘技珍技 (週刊TVガイド誌より) 香港ロケ・少林寺シリーズの二回目。今夜は香港少林寺のあらゆる技が登場。 ヌンチャクの原型という三節棍、鉄のツメを使う金剛拳、螳螂拳などめったに見られない技 がGメンたちに襲いかかる。カンフーファン必見の迫力だ。 ★Gメン見てチャーリー・チャンに注目を! (週刊TVガイド誌より) Gメンならではの面白さ!となれば、香港ロケが文句ナシ。そこで、先週から始まった少林 寺ロケ編は、現地の一流スターを大動員、迫力目一杯の空手アクションを狙った熱気ムン ムンの協力版なのだ。 パリに出張の帰り、津村警部補(江波杏子)は香港に立ち寄ったところ、香港シンジケート の蘇学傑(チャーリー・チャン)に襲われてしまう・・・。 という発端から始まって、以後、ヌンチャクの原型・三節棍や鉄の爪を使う金剛拳、さらに 猿拳、螳螂拳、錫杖ありと、あらゆる技がGメンをおびやかすわけで、津村救出役の沢田 (清水健太郎)と島(三浦浩一)も命がけ。なお悪玉役のチャンは目下、主演映画が一挙に 3本も上映されている香港の星。ロケにもフェラーリでサッと乗りつけちゃって。 ★カンフーの3種の神器はダンボール、マットレス、トランポリンとみつけたり! 「Gメン82」香港ロケ (週刊明星誌より) ・・・”注意・小さいお子さまはまねをしないでください”との表記のもと、カラーページ見開き 2ページで崖の上から飛び降りようと下を見るチャンカンタイ氏、その下にマットレス、 何者かを投げ飛ばすチャンカンタイ氏と前方に敷かれたマットレスのシーンが掲載されて いる。 ------------------------------------------------------------------------ 「Gメン82」のメンバー、香港に現わる!丹波哲郎演ずる黒木警視正は東京から指令を。 カンフーといえばあのド迫力が何といっても魅力だが、映画のカンフーはいざ知らず、 テレビのカンフーには実は3種の神器が入り用となるのだ。これすなわち、ご覧のとおり。 たとえ怖いもの知らずのGメンの面々とはいえ、これがなくっちゃ怖くってカンフーなんか やっちゃいられない?! とはいうものの、ここ香港にやってきてのロケには、地元では知らない者はないという チャーリー・チャンが出演。彼は第2のジャッキー・チェンといわれるほどのカンフーの使い 手だ。そのほかカンフー名人が続々登場して、本物の迫力は十分。”松林流”できたえた という清水健太郎の腕前も見もの!? 中日新聞番宣記事より =========================================================================== ★Gメン82香港カラテ・ロケシリーズ第2弾。 シナリオ段階での仮題は「吼えろカンフー!必殺拳」。前作「燃えよ!香港少林寺」の 続編。宝石を奪還され、配下を逮捕されたシンジケートのボスの不適な笑い。この意味す るところが今回のプロローグでもあるという粋な構成。 『Gメン75』「香港カラテ対北京原人PART2」、「香港カラテVS赤い手裏剣の女PART2」の 名場面再現シーンも見所。 津村警部補が和服姿で颯爽と登場するが、国際会議のレセプションにおいて和服で接待 するという名目が嬉しい。「−手裏剣の女PART2」を再現するには正に頷ける設定である。 ラストの採石場でのクライマックスはエネルギッシュだが、往年のGメン75香港編と比較し て、やや駆け足で終わってしまう・・という点が残念でならない。 −あらすじ− 警視庁の津村冴子警部補はパリのインターポール(国際刑事警察機構)本部の国際会議 に出席した警視庁副総監・秋元の警護にあたり、彼の娘・キャサリンとともに帰路、香港へ 立ち寄った。副総監は香港警察のボイド本部長と親戚関係だった。 一方、街に買い物に出た冴子とキャサリンは、突然、殺し屋・賀に襲われ、キャサリンは 連れ去られてしまう。香港シンジケートのボス・蘇はキャサリンの身代金としてGメンと香港 警察に押収された500万ドルの宝石と部下の釈放を要求してきた。 取引に出かけた冴子は京劇の仮面をかぶった謎の男の襲撃に遭う・・・。 |