Gメン75 制作エピソード −今回は「週刊TVガイド」誌より要約、引用− ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _) |
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↑ 雪原の那須高原での ハードアクション! |
No.90 スキー場首吊り殺人事件 (脚本)池田雄一(撮影)林七郎(監督)竹本弘一 ★スキー場ロケ −週刊テレビ番組(77・2月)より−>>あらすじ いつもは、スーツに太めのネクタイでキリリと登場する津坂刑事(岡本富士太)だが、 今回は最新のスキーウェア。 「スキー場首吊り事件」(*注:仮題)のロケのためで、長野県(*注:栃木県の誤り)・ 那須高原スキー場に現れた岡本は、スーツならぬ真紅のスキーウェアというスタイル。 共演の尾藤イサオと撮影の合間、スノーモービルでスキー場を駆け回って元気いっぱい。 若い岡本と対照的だったのは”中年”の藤木悠。 厳しい寒さにスキーを楽しむどころではなく、目一杯、服を着こんだ上に、オーバーを はおりガタガタ。「若い人には勝てないや!」とぼやくことしきり。 でも、用心の甲斐あって風邪もひかず、ロケは快調のうちに終了。若さよりも中年は体 がいちばん大事。 無理をしないのが中年たる者なのです。よかった! ======================================================================== ★「面影」の劇伴に乗せてスタートする序章、謎めいた兄と妹の隠された真実。 ミステリアスな展開をアクションに定評のある竹本弘一監督がシリーズ最後のメガホン で演出する! 死んだ人間になりすまし・・という「キイハンター」的な要素を基に、リアリティを加味した ミステリー・アクション編。 学歴社会への警鐘と、それに目がくらみ人間としての愛をも裏切ろうとする男の末路を ハードボイルド・タッチで描く。 上記の記事とは別に、モノクロで<Gメン豪快に滑る!>と称する記事も掲載されてい た。津坂真一刑事こと岡本富士太氏の見事な滑りっぷりを捕えたショットであった。 ちなみに那須高原は、「キイハンター」をはじめとする土曜夜9時の番組ではお馴染みの ロケ地である。また大映の「ザ・ガードマン」も幾度となく訪れた場所でありスタッフや キャストの皆様にとっても思い出深い所だったに相違ない。 |