Ｇメン75制作エピソード −今回は週刊ＴＶガイド誌記事より引用− ☆本放送当時、「週間TVガイド」誌などに作品のあらすじが掲載されていたのは、皆さんご存知かと思います。 作品によっては、あらすじのみならず撮影秘話や面白いエピソードが添えられていたものもありました。 本放送をご覧になられた方には、その時の雰囲気を懐かしんでいただき、ご覧になられたことがない方には 当時の空気を少しでも感じていただけたら・・と思います。 てもとにある資料に基づき、紹介して行きます。末期の方が掲載枠も大きいため順に遡って行く予定です。 全話揃っていませんので、あらかじめお断わりしておきます。(_ _) |
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★ ★↑ ワイアレス・マイクの謎・・ |
No.120 覗かれた 女の部屋 （脚本）池田雄一(撮影）吉田重業（監督）山内柏 （出演）神太郎、エロル・シュナイダー、ハッセル・ハルバード、Ｌ・クリスチャンほか ★−わが国の米軍基地−週刊ＴＶガイド誌・コミコミコーナーより 資料提供：関屋二郎さま 日本のなかの異国・米軍基地は何やらイワクありげで、絵になるし、若者にウケる風俗 もあるから、しばしば刑事ものの舞台になってきた。 いままでは米兵が日本人に対して罪を犯し、これを追及する刑事たちの前には法律と 行政の厚い壁が立ちはだかって、刑事たちは泣く泣く手を引くというパターンが多かった。 ところが今夜の『Ｇメン75・覗かれた女の部屋』では、白昼米軍の現金輸送車が襲われる。 日系のＭＰは瀕死の重傷を負い、運んでいた二億円が消えた。 同乗の米兵二人は三人組の日本人が犯人だという。直ちに非常線が張られ、通行する すべての車が厳重にチェックされたが網にかかる者はなかった。 一方、輸送車から犯人の遺留品と思われる小型無線マイクが見つかったことからＭＰに 内通の嫌疑がかかる。 輸送車発見の知らせでＧメンが出動して意外な事実が明らかにされてゆく・・・・。 ちなみにわが国の米軍基地の数 １２９、米軍人 ４６，５００名。  週刊TVガイド誌======================================================================== ★「黒人兵カービン銃乱射事件」に次ぐ米軍基地ロケの第二弾。 今回のエピソードの原案は、『バーディー大作戦』No.41「全員！覗き盗聴開始！」。 後の『スーパーポリス』No.4「Oh！女子大寮で張込み生中継」、『月曜ドラマスペシャル・ 変装の達人!!警部・鬼沢平吉のファイルE』へと継承されたプロット。 大掛かりなトリックやスリリングな密室劇、そして今回は黒木ボスの英語による長〜い 取調シーンが見所となっている。 Ｇメンでは他の作品よりも国際色を打ち出し、日米安保条約を背景としたわが国の実情 も画面に取り入れている。 |