| No.１２ 幽霊船が 呼んでいる （68年６月２２日放映） |
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| 脚本・高久進 撮影・下村和夫 監督・佐藤肇 出演者・黒木、啓子、風間、島、ユミ 主役・島、ユミ ゲスト・牧紀子、根上淳、蜷川幸雄ほか  |
☆朽ち果てた幽霊船・セントヘレナ号を舞台に 海底油田開発の権威・ユトロフ博士の亡命と 暗殺をめぐってユミと島が活躍する。 今回はミステリアスでスリリングな夏の怪奇編。 メインBGMは『Gメン75』「エクソシスト殺人事件」や「怪談・ 死霊の棲む家」などでも使用された映画「せむし男」の曲。 モノクロ編ならではの怪奇シーンがふんだんに。 ヒッチコックなみの映像テクニックも見所。 尚、この頃の黒木たちは、国際警察から一線を画した 描き方で、私立探偵のような雰囲気さえ感じられる。 −あらすじ− ある雨の夜、夜のドライブを楽しんでいた島とユミ。 車のヘッドライトに映った不気味な表情の女。 彼女は雨に濡れながら立ち去り、そこにあった車から 外人の男の死体が発見された。 鋭利な短剣で刺殺されたらしい。島とユミは黒木らに事件 を通報。そして、現場から立ち去った女の後を追った。 女が姿を消したのは外人墓地で、しかも真夜中だと いうのに神父立会いのもとで、埋葬が行なわれていた。 その後、霊柩車に乗った女を尾行した島とユミは不気味な 館にたどり着く。そこで何者かに女が刺殺される現場を 目撃する。怯えた二人が迷い込んだ海岸には一隻の貨物 船が停泊していた。 その船は２年前、ペストが発生し乗組員全員が感染して 死亡した船・セントヘレナ号にそっくりだった。 しかもその船は既に解体処分されているはずだった。 船内に入った島とユミは刺殺された筈の女に出逢う・・・。 一方、黒木は海底油田開発のユトロフ博士の亡命事件を 探っていた。事件をたどってやってきたのはユミたちが 埋葬現場を目撃した外人墓地だった。 黒木と啓子が埋められた棺を開けてみると・・・。 |
