プロフェッショナル・キイハンター、次の赤いシグナルは・・・



No.50 
空中サーカス
         強盗団 
        
 69年3月15日放映)
 
 

 脚本・高久進  撮影・村上俊郎  監督・降旗康男    
 出演者・黒木、啓子、島、ユミ、風間  
 主役・啓子
 ゲスト・八代万智子、富田仲次郎、山本麟一、
     マイク・ダニーン、ロルフ・ジェサー、団巌
     ピ−ター・マックレーンほか

 
























 

 ☆オープニングテーマが若干アップテンポになった
 ようだが気のせいであろうか?
 今回は金庫を破って200万ドルを強奪した強盗団
 とキイハンター・啓子の死闘。
 クライマックスはセスナを使ったスカイアクション。
 操縦すら出来ない啓子がセスナの操縦管を
 握り大空へ飛び立つ羽目になる。
 Gメン75「大空からの脱出」での速水涼子刑事を
 彷彿とさせるスリリングなシーンとダブらせて見て
 しまうが全体的にコミカル調。
 当時のTVガイド誌掲載の番宣写真を見ると、
 機体に書かれた<東邦航空>という文字が
 かろうじて読み取れた。(CS放送で確認済み)
 撮影協力は、Gメン75No.51「刑事訴訟法47条
 女子大生ジャック」、No.72「恐怖のロープウェイ」
 と同じ航空会社が協力。

 
−あらすじ−
 金庫破りのプロとして名を知られたボルゲは
 2年前ジュネーブで銀行を襲撃。
 逃走途中、仲間を裏切り射殺。奪った200万
 ドルを手にしスイスから国外逃亡した。
 密かに日本へ潜入したボルゲは、亜矢子という
 日本人女性と結婚する事になった。
 国際警察から200万ドルの行方を追うよう指令
 を受けた啓子は、オルガン弾きになりすまし
 ボルゲに接近。
 結婚式場へと潜入する。そこへボルゲに射殺
 されたはずの仲間・田所三兄弟が現れた。
 田所三兄弟のナイフで負傷したボルゲは
 「犬に・・」と言い残し、骨の形をしたチュウインガム
 を啓子に託し息を引き取る。
 200万ドルの行方を聞き出したと誤解された
 啓子は、田所らに追い詰められて行く・・・。
 


 

 


No.51 
顔のない誘拐部隊
         
 69年3月22日放映)
 
 

 脚本・高久進、佐藤純弥 撮影・佐藤正  監督・山内 柏
 出演者・啓子、島、ユミ、風間  
 主役・風間
 ゲスト・服部マリ、夏海千佳子、真理アンヌ、
     近藤 宏、トム・メイヤーほか

 



















 ☆女王を巡る大国間のスパイ事件に巻き込まれた
 キイハンター・風間らの活躍を描く。
 見所は、風間の女装とニセ風間の二役を演じる
 千葉真一氏のユニークな活躍。
 修道院のシスターに化けた風間が当時話題に。
 そしてスパイが風間のマスクを被って風間に
 変装し、キイハンターに送りこまれる・・・。
 何やらGメン75スペシャルの鬼沢警部の香りが・・。
 やはりGメンスペシャルはキイハンタースペシャル
 だったのだろうか。
 東西陣営入り乱れてのスリリングな亡命劇。
 
 
−あらすじ−
 東側某国の女王・ナターシャが横浜に到着。
 死んだ独裁者・タードンの娘で、彼女は父の死後
 迫害を恐れスイス亡命を希望していた。
 スイス大使館員が彼女に接触を計った。
 風間と島は、彼女の保護と国外へ無事亡命させ
 る任務を負い、港で待機していた。
 だがナターシャを乗せた車は何者かの車に追突
 され看護婦風の2人組の女に連れ去られる。
 風間は誘拐された女王を乗せた車を追うが
 看護婦はニセモノ。
 西側某国のスパイ・ジュンとルリだった。
 彼女らはナターシャを修道院に連行する。
 誘拐の真相をさぐるべく風間がシスターに化けて
 潜入するが・・・・。



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