No.260 生きていた 幽霊 (脚本)高久進(撮影)山本矩雄(監督)村山新治 (出演)藤木孝、宗方奈美、浦辺粂子、相馬剛三、清水正、 フラン・ゴンザレス、サリー・ウォーカーほか (登場レギュラー)啓子、吹雪、ユミ / 小田切 (主役)ユミ ☆女に魂を奪われた画家の男の異常な犯罪を幻想的に、ミステリー・タッチで描く スリラー・サスペンス編。 殺人鬼の正体から考えるとCSでの再放送は見送られるのでは・・と危惧していたが 欠番とはならなかった。 「江戸川乱歩シリーズ・明智小五郎」(テレビ東京)のテーマ曲アレンジのBGMに乗せ て展開する異色作。ユミちゃん最後の活躍編。 ユミちゃん編というとコミカルな作品が主流であったが、今回はシリアスな役柄。 国際警察秘密捜査官という身分を隠しての、孤軍奮闘の潜入捜査。 洋館に潜む殺人鬼と恐怖の死闘を繰り広げる。 そして事件の全てを知ったユミにも危機が迫る・・・!! 類似作品として『バーディ大作戦』No.19「幽霊と同棲する女」がある。 −あらすじ− 美貌と豊かな肉体で資産家の男をとりこにしては財産を横領する女・アンナ。 彼女は国際手配されていた悪女だった。 3ヶ月前、資産家を殺した容疑で小田切が追っていたが消息がわからなくなっていた。 ある日、テニスコートから外国人女性が謎の女に誘拐され、その後、とある湖畔で 発見された。しかし彼女は記憶を失っていた。 服に付いていた絵の具から新進画家で新村財閥の御曹司が捜査線上に浮ぶ。 小田切とともに捜査していたユミは、単身、新村の別荘に向う。 アトリエで、ユミは未完成の肖像画を発見するが、何と逃走中のアンナの肖像だった。 新村は妻の肖像だと言う。 絵のモデルとしてユミは別荘に滞在することに。だが、そこで新村の妹・緋沙と母・ しのぶがなぜか次々と殺されて行く。そしてユミが屋根裏部屋で見たものは・・・。 |
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