No.258 生首を 切られた男 (脚本)池田雄一(撮影)下村和夫(監督)小西道雄 (出演)原良子、進 千賀子、渡辺文雄、宗方奈美、山田甲一、田川恒夫、 松本朝夫、木村修、小林千枝、高野隆志、長谷川誉、 ピエールカラメロほか (登場レギュラー)啓子、風間 / 小田切 (主役)小田切 ☆外交官特権を利用した南米麻薬ルートが絡む殺人事件を追う小田切と風間。 今回はミステリータッチで描くGメン75的な刑事ドラマ編。 原良子、渡辺文雄、進千賀子をゲストに迎えた豪華版。 風間くんもスーツ姿でカッコよく決めているが、レギュラーが3人とは画面が寂しすぎ。 箱根−東京を結ぶ不在証明の壁に立ち向かう小田切。事件に絡む二人の女性の 深層心理にあるものは何か?謎を引っ張る池田雄一脚本の魅力が堪能できる。 劇中に流れる華麗なピアノのメロディは、後のアイフル大作戦、バーディー大作戦に 継承されてゆく曲である。 −あらすじ− マンションの一室で外人の首なし死体が発見された。被害者の身元は不明。 国際警察・特別室の小田切は、直ちに捜査を開始。目撃者の証言から由加という ホステスが捜査線上に浮かんだ。 由加を国際警察に連行した小田切は取り調べを開始するが、殺しのあった日は箱根 にいたと主張する。アリバイを確認するため由加とともに箱根に向かった小田切は、 由加がある女性と会った事実をつきとめる。捜査は暗礁に乗り上げ、キイハンター の風間らが動き出す。由加の周辺と過去を洗った風間は、彼女が以前、南米某国 に密航を企てた事実を割り出した。そのときに知り合ったラルフという男は南米某国 の外交官だったが大使館の中で殺されていた。 |
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