No.251 人間を溶かす 
       死の落し穴 
  
                (脚本)池田雄一(撮影)東光一(監督)村山新治
                (出演)井上孝雄、谷口香、初井言栄、山崎直樹、村上冬樹、
                     サリー・ウォーカーほか

                
(登場レギュラー)啓子、風間 
             
(主役)啓子、風間

 
 ☆密室の洋館に展開する金と欲望の恐怖。登場するレギュラーは何と、啓子さん
 と風間くんの二人のみという異色作。
 キイハンターたちがたむろする黒木ボスの部屋のシーンもない珍しい作品。
 末期はレギュラーの欠場も多く、ほぼ毎回画面に花?(失礼。。)を添えていたユミ
 ちゃんですら姿を見せないこともあった。
 さて、今回は深刻な様相を呈するミステリーサスペンス。次々と発生する殺人事件
 の真犯人に目が注がれて行くが、クライマックスでもうひとひねり。
 キイハンターのストーリー展開の王道を行くどんでん返しは健在だが、全盛期のよう
 なメリハリがもう少し欲しいところである。
 見所は洋館に潜り込んだ啓子さんのスリルいっぱいの潜入捜査であろうか。 
  
−あらすじ− 
 パリで名声を得た画商・堂本が20億円の遺産を残して死んだ。
 その頃、パリから牧村という男が日本に帰って来た。彼は啓子と風間がマークして
 いた男で、知能犯として知られていた。啓子らは、牧村が何か企んでいると睨み
 行動を開始する。
 その牧村が死んだ堂本家に現れた。堂本にはパリ在住中、フランス人女性との間
 に設けたエレーヌという娘がいた。牧村はエレーヌの夫だと告げる。しかも20億円の
 相続権があると家族に告げ、居座る。牧村は、堂本の妻・光枝に近づき、遺産を
 横取りしようとするが・・・。
 
 
 
     



死んだはずの主人が 
  あのベランダに・・・! 
          



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