No.234 頑張れ!
     小さなカウボーイ
      死の谷の決斗
  
                (脚本)高久進(撮影)下村和夫(監督)鷹森立一
                (出演)江夏夕子、小池朝雄、白木万理、宮口二朗、千波丈太郎、福田豊士、上田忠好、三重街恒二、
                    久地明、三富夏樹、
(ペドロ役の外国人俳優は不明。クレジットなし)
            (登場レギュラー)吹雪、島、ユミ/滝
                 (主役)
吹雪

 
【みどころ】
・滝裕二最終編だが見せ場はクライマックスのみ。長野県八ヶ岳近くのロケと思われる。
・全編ウェスタン活劇として楽しめるアクション編。エンディングも主題歌を外して東映映画音楽流用
(映画名:網走番外地 吹雪の斗争/1967年12月23日公開・東映)作曲:八木正生(クレジットなし)
・劇伴も通常の曲は一切使用されない異色作。フラメンコギターを多用した曲が展開を盛り上げる。
・疾走した英夫の母親の正体
・夏の高原を舞台にした吹雪一郎のガンアクション
・エンディングは映画を思わせる通常とは異なる変形バージョン

 
−あらすじ−
 影山牧場のボス影山は児玉牧場の土地買収を計画していた。児玉は影山一味の襲撃を受け牧童の
 アントニオを射殺し、妹の田鶴子に息子の英夫を託して逃亡。吹雪と島、ユミ、そしてキイハンター
 探偵局の滝裕二が捜査に乗り出した。

 殺されたアントニオはペドロが率いる国際テロ組織の暗殺者で国際警察が指名手配していた人物。
 吹雪はアントニオ来日の真相を探るべく児玉の家族が営む児玉牧場へ潜入を試みる。
 だが、田鶴子と英夫は吹雪を影山牧場の一味と信じ快く迎えない。

 ある日、影山牧場の栗林らは児玉を探しに児玉牧場に現れ田鶴子を連れ去ろうとする。吹雪は
 田鶴子を救出したことから英夫は吹雪を信頼し始める。田鶴子は吹雪に児玉牧場を守ってほしいと
 頼み込む。児玉は英夫のカウボーイになる夢といつか戻ってくる英夫の母親のために牧場を残して
 おきたいと考えていた。そんな時、英夫は牧場に舞い戻った父親・児玉が影山に拉致されるのを
 目撃。吹雪は単身、影山牧場に乗り込み自分は殺されたアントニオの友人だと告げるが身柄を
 拘束されてしまった。

 そこへ国際テロ組織のボス・ペドロがやってきた。組織は何としても児玉牧場の土地を買収する必要
 があった。ペドロは潜入した吹雪が国際警察の一員であることを知る。




 男と男の

約束だよ・・・!



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