No.231 真夜中
      むごく静かに殺せ!
  
                (脚本)池田雄一(撮影)林七郎(監督)鷹森立一
                (出演)沢本忠雄、高橋長英、根上淳、高林由紀子、深沢英子、
                    西本裕行、大貫一孝、

            (登場レギュラー)吹雪、ユミ/小田切 
                 (主役)
小田切

 
【みどころ】
・冒頭のニューヨーク&ホノルルの風景シーン。ホノルルの実写はなぜかブラジルのリオデジャネイロ
・クレジットされてないがユセフオスマン(サングラスの男)がさりげなく機内にいる
・赤坂にあった火災前のホテルニュージャパンが登場
・社内の重要機密を巡り栄光をつかんだ男と奈落の底に落とされた男の明暗を分けた人生の末路
・キイハンターの前で暴かれる4つの復讐と裏切りのサスペンス
 
−あらすじ−
 大日産業ニューヨーク支社とアメリカの航空機メーカーが共同開発した新型ジェット機ペガサス。
 専務・御子柴は社員の藤田と牧にペガサスの設計図の一部を日本に運ぶよう指示した。
 その設計図は各国の諜報機関も狙っている重要機密。専務はスパイの目を惹きつける囮役に
 藤田を選び、
偽の設計図を持たせることにした。一方、牧は本物の設計図。しかも専務の娘・朋子と
 アベックを装ってホノルル経由で日本へ向かう任務を命じる。
 藤田は専務の指示に納得がいかない。専務の娘・朋子にプロポーズして返事を待つ身だったのだ。

 国際警察特別室の小田切は、専務の依頼で藤田をガードすべくニューヨークへ飛んだ。ニューヨーク
 で藤田と落ち合った小田切は藤田の苦悩を目の当たりにする。牧はホノルルで朋子の気を引こう
 としていたが、何者かの狙撃を受け負傷。設計図は奪われてしまった。牧は任務失敗の責任を問われ
 解雇されてしまう。

 一年後、東京で外国人の死体が発見された。警視庁の知らせを受けた小田切は現場に急行。殺さ
 れた外国人は一年前ペガサスの設計図を狙ってニューヨークで小田切と藤田をマークしていたラルゴ
 という諜報部員だった。犯人が残した遺留品を見せられた小田切はニューヨークでの出来事を
 思い出す。小田切は藤田とともに真相を求めてゴルフ場へ向かうが黒装束の男の狙撃を受ける。





 幸福の絶頂の一寸先では

奈落の底で悪魔が大きな口を空けて待っている・・・




                                          ☆戻る

                                          ☆TOPへ戻る