No.216 ギャーッ!
     女だけを殺す病院
  
                (脚本)高久進(撮影)下村和夫(監督)竹本弘一
                (出演)青柳三枝子、根岸明美、北原義郎、榊ひろみ
                    佐々木功、田口計、国景子、
ロルフ・ジェーサー(ノンクレジット)
                
(登場レギュラー)啓子風間
             
(主役)啓子、風間、壇、滝

 
【みどころ】
・滝裕二登場(2)
・謎の患者ユカと潜入捜査官啓子との絡み
・全編に流れる「明智小五郎」(東映)の劇伴がミステリアスなサスペンス劇を盛り上げる
・あっと驚く黒幕の素顔
・登場人物全員の見せ場とクライマックスの死闘
 
−あらすじ−
 西側某国ボリドニア大使館員ピーターに謎の人物から電話がかかってきた。「あなたの妻を殺してやろう」
 という。ピーターの妻・サオリはノイローゼで入院中。電話の男は過去何度も同じ手口で殺人を犯したという。
 殺害に同意すれば多額の保険金がピーターの下に入るが、男は成功報酬として大使館の軍事機密書類が
 ほしいと伝えてきた。

 ある夜、サオリが605号室から投身自殺を図った。病気を苦にしての自殺との発表だったが不信感を抱いた
 ボリドニア大使館は国際警察に調査の依頼をしてきた。特別室の捜査員・壇俊介はキイハンターに捜査協力
 を求め黒木の部屋へやってきた。風間は啓子を患者に仕立てて病院内に潜り込ませることに。
 セントマリア病院に向かう啓子らの車を執拗につける謎の赤いスポーツカー。その車から出てきたのはなんと
 キイハンター探偵局の滝裕二だった!裕二は一か月半前の財宝強奪事件で事件解決に尽力した19歳の
 私立探偵。自分も捜査に加わりたいと願い出る。盗聴マイクを仕掛けキイハンターの動きを逐一チェックして
 いたのだ。風間は仕方なく裕二を招き入れることに・・・。

 壇と裕二は消防署員に扮し患者役の啓子とともに病院へ潜入。啓子は頭の弱い患者・ユカと同室になった。
 ユカは啓子にピーターの妻・サオリは自殺ではなく殺人事件だと告げる。しかも殺しの犯人は自分で、過去の
 自殺にも絡んでいるという。

     



 僕はこれでも、もう
 キイハンターの直接Gメンですからね!




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