No.197 顔のない 女の墓標 (脚本)池田雄一(撮影)村上俊郎(監督)小西通雄 (出演)稲垣美穂子、松岡きっこ、杉江廣太郎、高木均、稲垣灯孝、 葉山デビ、フランク・ジョーンズ (登場レギュラー)吹雪、啓子、ユミ/小田切 (主役)小田切・吹雪 【見どころ】 ・ゲストに松岡きっこ ・国家と国家の謀略に絡む男と女の生き様をハードボイルドタッチで描くサスペンス ・70年代初頭に浸れるゴーゴークラブ ・過去と現代を生きる女とゴルゴ13なみの腕を持つ国際的な暗殺者の素性 −あらすじ− 北欧某国・ノルーデンでセスナ機が爆破され墜落。搭乗したモリス大使の妻・艶子は 国立病院に向かうがなんとモリス大使は無傷。無人のセスナを国際警察の指示で 爆破した偽装工作だと告げる。 艶子はもう一芝居打つので協力してほしいと頼まれる。モリスは艶子に顔を包帯で巻いた 男を紹介する。彼は某国の諜報部員から命を狙われているという。モリスは顔を隠した男 を自分に見せかけ敵の眼をかいくぐって「国際平和会議」に出席させる計画だ。 その頃、国際警察特別室の小田切は2つの事件のつながりをキイハンターの吹雪らに 説明していた。モリス大使の飛行機事故とマルロー将軍の日本亡命計画だ。マルロー 将軍は独裁者の陰謀の証拠を手に入れたらしい。マルローはモリス大使として1週間後に 日本で開催される「国際平和会議」に出席する。吹雪は来日したマルローと艶子を出迎え に東京国際空港へ向かう。護衛する吹雪の車が首都高速を出ようとしたところマルローは 何者かに狙撃されてしまう。 |
将軍を消せ! |