No.174 黒衣の花嫁 南国の連続殺人 (脚本)池田雄一(撮影)瀬尾脩(監督)村山新治 (出演)三条泰子、武内亨、西沢利明、原良子、木村元、河合絃司、 団巌、ロバート・クロッケンブッシュほか (登場レギュラー)黒木、啓子、島、ユミ (主役)黒木、島 ☆70年ハワイ・ロケ編で使用された軽快な劇伴に乗せて展開する宮崎編の3作目。 タイアップは、キイハンターお馴染みの宮崎シーサイドホテル・フェニックス。 芥川隆行氏の予告編によると原題は「黒衣の花嫁連続殺人事件」。 ダイヤ密輸組織を内偵していた秘密捜査官殺しに隠された謎。ミステリアスな事件を 推理タッチでスリリングに描く。 黒木ボスも若手の島ちゃんに負けじとボディアクションを! クライマックスに判明する意外な真実、そしてラストはGメン75No.5「純金の死体」を 思わせるようなハードボイルド・タッチ。謎解きやGメン75・テイストの原点を感じながら 堪能できる作品である。 −あらすじ− 宮崎でダイヤ密輸組織の取引が行なわれた。組織の取引相手とみられた男達は、 ダイヤ密輸組織専門の秘密捜査機構・IDSO(国際ダイヤ保安機構)のGメンだった。 組織を追跡した捜査官・香月が焼死体となって発見され、押収したダイヤも消えた。 香月の妻・佐和子は夫を殺した犯人をつきとめるため、夫と行動をともにしていた兄の 高林捜査官の行方を求めて宮崎へ行く決心をする。 一方、黒木は島と国際的なプロの窃盗犯・シャム猫マキを尾行中、彼女が某国大使館 へ入ったことをつきとめる。黒木が大使館へ出向いた時、大使は何者かによって刺殺 されていた。大使は黒木の親友でもあった。 その現場で島は黒衣の女に遭遇。後を追った黒木は黒衣の女が宮崎行きのフェリー に乗り込むのを発見し、単身宮崎へ飛ぶ。女は香月捜査官の妻・佐和子だった。 そんなとき、黒木は大使館から飾り物の埴輪が消えていることを知らされる。 黒木は、香月捜査官殺人事件が佐和子−マキ−宮崎−埴輪に関係があると睨む・・。 |
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