No.139 殺し屋と デートする女 (脚本)池田雄一(撮影)林七郎(監督)降旗康男 (出演)岩本多代、滝田裕介、藤木孝、奥村公延、袋正、岡野耕作、 デレック・ローランドほか (登場レギュラー)黒木、啓子、吹雪、島、ユミ、風間 / 小田切 (主役)小田切 ☆横浜と富士山麓の山中湖を舞台にニセドル組織を追う小田切、黒木らの活躍。 初期のBGMに乗せて展開するハードボイルドタッチのミステリー・サスペンス編。 小田切役の中丸忠雄氏のダイナミックなパンチが炸裂する格闘アクションも見物。 組織から足を洗おうとしている女と謎の男・ドミノとの関係、そして事件の真相はもう一捻り してあった。全てを知った小田切の心に残った思いは・・・。 当時の若者たちの心にあった自由への賛歌とも言えるような風刺的なセリフが印象的 であった。 何と言っても大きな見所はクライマックスである真相の暴き方。 近藤照男ワールドならではの仕掛で楽しませてくれる。 −あらすじ− ニセドル紙幣が世界各地に出まわり始め、その一枚が横浜で発見された。 神奈川県警に落し物として預けられた財布から出てきたのだ。 国際警察特別室の小田切は財布の持主とみられる男・ドミノが出入するバーを張り込む ことに・・・。客として店に入り様子を覗っていたとき、謎の男たちが現われ小田切をドミノと 勘違いし殴りかかって来た。 その男達こそドル偽造組織の一員で、ドミノと繋がる女・眉子を追っていた。 女は偽造組織の一員で組織の資金である2000万ドルを奪って逃走中だった。 小田切は敵の手に落ちたと見せかけ組織を探ることに・・・。 一方、小田切はドミノになりすまし黒木らキイハンターに応援を求めるが・・・。 |
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