No.136 
殺人超特急西へ 
                (脚本)池田雄一(撮影)下村和夫(監督)村山新治
                (出演)小山ルミ、上野山功一、国景子、上田忠好、木村元、
                    小林千枝、ピエール・カラメロ、ロルフ・ジェーサーほか 

                
(登場レギュラー)黒木、啓子、吹雪、島、ユミ
             
(主役)吹雪


 ☆夏の日本アルプスを舞台に大型ヘリコプターを駆使したハードアクション編の第2弾!
 第1弾「日本アルプス大追跡作戦」とほぼ同じキャストで贈る特別企画作品。
 今回の主役は、吹雪一郎。国際的な紙幣偽造組織との死闘を痛快に描く。
 アムステルダムから日本に逃げてきたミツコ・クロフォードは何処にいるのか?
 何時の間にか捕われの身となった吹雪が、飛騨・根の原高原へ向う列車に乗せられてさ迷う
 空白の時間の真相は・・・。ドラマはミステリアスに、スリリングに展開して行く。
 カラー作品の中でも傑作の部類に入る作品である。
 冒頭のアムステルダムの風景シーンは現地ロケ。

−あらすじ− 
 アムステルダムにある紙幣偽造組織のアジトからニセドル紙幣の原版が、盗まれた。
 原版を盗んだのは、組織の一員であるミツコ・クロフォード。彼女は何者かによって組織に放たれた
 スパイだった。
 組織の手はアムステルダム中に伸びたが、彼女は包囲網を掻い潜って東京へ逃亡。
 組織の一員も後を追って日本へ飛んだ。
 黒木の部屋でたむろしていた吹雪のもとへ病院職員が現れた。危篤状態の病人が、吹雪一郎の
 名をうわ言のように呼んでいるから来て欲しいと言う。
 吹雪を呼んだ病人は、クロフォードという画商で、自分宛てに届いた暗号文を訳してほしいと
 告げる。
 暗号はFBIが使うものだと知った吹雪は、解読を始める。
 <飛騨・根の原・モナリザはお好きですか>という言葉を探り当てる。
 何かの取引の合図なのか・・。
 クロフォードは元FBI捜査官で、退官後日本に来て画廊を開いているという。吹雪の先輩でもあった。
 暗号を解読した吹雪に、突然医師が銃口を突き付けてきた・・・!


     



俺だけタイムマシンに乗って、
    未来をさ迷っていたってわけか・・




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