プロフェッショナル・キイハンター、次の赤いシグナルは・・・



No.24 
私たち 
     人殺しなの 
       
 68年9月14日放映)
 
 

 脚本・石森史郎  撮影・永井一雄  監督・山内柏
 出演者・黒木、啓子、ユミ、風間 
 主役・啓子
 ゲスト・清水元、渚まゆみ、石橋蓮司、鶴見丈二、
     水上竜子、曽根晴美、北川恵一、
     芥川隆行ほか

 


















 

 ☆国際的な宝石密輸事件に絡む殺人、
 裏切り、欲望が渦巻く人間模様を暴いて行く
 キイハンター啓子らの活躍。
 ラストのどんでん返しも意表を突いていて面白い。
 タイアップは羽田東急ホテル。
 啓子さんのファッショナブルなアクションも然る事
 ながら、ナレーターの芥川隆行氏がテレビの司会
 者役として登場する粋な演出も見所。
 島ちゃんはお休み。
 

−あらすじ−
 赤坂の高級レストランで食事中の黒木らキイ
 ハンター。そこで何故か場違いな男女と遭遇
 する。
 彼らは姉弟、マキと二郎。父の遺言で18年前に
 別れた島田剛造という恩人を探すべくブラジル
 から来日した日系人だった。
 彼らは何者かに命を狙われているらしい。
 啓子は、彼ら姉弟に協力して恩人探しに奔走
 するが、啓子にも銃弾が発射された。
 姉弟は、なぜか香港ルートで密輸された宝石を
 所持していた。
 国際警察は、国際的な宝石密輸組織の内偵を
 進め、峰村という宝石商をマーク。
 恩人探しに仕組まれた美談の裏に何かがあると
 睨んだ啓子らは、真相を探る内、欲に絡んだ
 さまざまな人間模様を垣間見ることとなる。
 



 



     げんなま
No.25 
現金を
      怖がる泥棒 
         68年9月21日放映)
 
 

 脚本・高久進 撮影・林七郎 監督・小西通雄
 出演者・黒木、啓子、ユミ、風間
 主役・風間、ユミ
 ゲスト・二本柳寛、宮城千賀子、裕圭子、
     山本麟一、江幡高志ほか

  

















 
 
 ☆時価2億円のダイヤ<アフリカの星>をめぐる
 キイハンターと宝石専門の窃盗団との攻防戦を
 
一匹の猫を絡めてスリリングに描く。
 猫がキイワードとなってドラマは展開する。
 喫茶店で窃盗団の女をマークするユミちゃんの
 プロスパイ風盗聴作戦がカッコいい。
 店内に流れていた当時のヒット曲「花の首飾り」が
 ノスタルジックな気分にさせてくれる。
 

−あらすじ−
 現金には手をつけず、宝石ばかりを狙う国際的な
 四人組窃盗団が出没した。
 予告通りに犯行を重ねる鮮やかな手口。
 見事なトリックに、各国警察は手をこまねいていた。
 その一味が狙う次なる獲物は<アフリカの星>
 と呼ばれる日本に保管されてある秘蔵のダイヤ。
 それには10億円の保険が掛けられている。
 保険会社の依頼で、黒木は風間を護衛に当たらせ
 る。警備場所の滝口邸でのガードは万全。
 予告では13日の正午にダイヤを盗むという。
 警備の隙をつき、敵は既に邸内に忍び込んで
 いた!そして犯人に絶えずじゃれつく一匹の猫。
 キイハンターと窃盗団の虚々実々の死闘が
 始まった。
 しかし、ユミと風間は敵の罠にはまりアジトに
 連行されてしまう・・・。



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