No.127 殺し屋どもの 
     死亡広告クラブ 
  
                (脚本)池田雄一(撮影)東光一(監督)小西通雄
                (出演)戸浦六宏、三条泰子、水上竜子、白石奈緒美、集三枝子、高宮敬二、
                     江角英明、中村文弥、ハロルド・コンウェイほか

                
(登場レギュラー)黒木、啓子、ユミ、風間 / 小田切 
             
(主役)小田切


 ☆非情なスパイの掟と軍事機密を巡る諜報戦、スパイの一人娘への家族愛を絡めた
 国際犯罪を追う小田切捜査官らの活躍をミステリー・タッチで描いた傑作。
 自分の正体を知らない娘への想いに悩むスパイ、そして、娘が取った行動は・・・。
 カーアクション、ヘリコプターアクションを駆使しての立体的なクライマックスも見どころ。
 最後まで引きずる謎、謎、、。池田雄一脚本の醍醐味が堪能出来る。そしてベールに
 覆われた事件の真相は・・・。
 黒木ボスも結城警視正も現役!ナイスミドル・パワー全開で大暴れ。
 千葉ちゃんもビックリ?実にカッコ良いのである。
 息をもつかせぬ展開はノリにノッたキイハンター全盛期のパワーを感じさせてくれるが、
 見せ場をてんこ盛りにしたせいか心理描写が薄くなってしまったのは残念。
  
−あらすじ− 
 10年前、小田切捜査官の手から逃れ国外へ姿を消したプロスパイ・アンディ早瀬が来日。
 早瀬は世界各地の動乱に暗躍する男として国際手配されていた。
 娘の為にスパイの仕事から足を洗うべく最後の仕事をするために帰国したのだった。
 その早瀬が某国大使館へ潜入し、極秘軍事機密を盗み出し拘束された。大使館の通報
 を受け、小田切が急行。
 しかし早瀬が盗んだと思われるマイクロフィルムはどこにもない。
 その機密は世界中のスパイが狙っているものだ。一瞬の隙をついて逃走した早瀬を
 追う小田切は、山中で早瀬が乗った車が爆破炎上するのを目撃する。
 ある日、小田切は新聞に早瀬の母親の死亡広告を発見する。何と広告を出したのは
 死んだはずの早瀬だった。
 小田切は黒木らに捜査協力を要請。単身、早瀬の娘・マキがいる家に向うが・・・。
  

     



    父の死!スパイ!母の死亡広告・・・ 
     判らないことだらけだ・・・




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