No.124 腰抜け 札束強盗団 （脚本）池田雄一（撮影）下村和夫（監督）村山新治 （出演）ジェリー藤尾、富田仲次郎、木村元、原令子、ピエール・カラメロ ポリ・ダーイほか （登場レギュラー）黒木、啓子、ユミ、風間 （主役）ユミ ☆拳銃密輸組織の男を世界でたった一人の運命の人・・・と勘違いしたユミちゃんの 活躍編。 ユミを組織から金を奪う切り札にしようとする男。組織に追われる男と女が出会ったこと から起きる騒動を７０年代初期の時代らしく軽快に、そしてちょっぴりロマンチックに描く 痛快アクション編。 本心を隠したままパトカーに追われるユミと組織の男の逃走シーンは笑いを誘う。 化かし合う二人の対比が面白い。胡散臭さを感じつつもほのかな想いを募らせるユミ。 彼女が男の正体を知り、男がユミの正体を知るまで、お互いの手の内は視聴者に 知らされてはいるが、結末が妙に気になる展開である。 ラストは緑が美しい山中湖での活劇。久々に登場の黒木ボスも大暴れ！ 組織に炸裂する豪快な蹴りにチョップは実に爽快。 −あらすじ− 密輸拳銃満載のトラックが密輸組織の男・永井の不手際で警視庁に押収された。 この事件は黒木らキイハンターも追うことになった。 組織に失態を責められた永井は、穴を開けた一億円を５日以内に埋め合わせよと ボスに言い渡される。 焦った永井は銀行強盗や現金輸送車襲撃にトライするが、上手く行かない。 一方、ユミは一人、恋愛映画を楽しんで余韻さめやらぬ時、拳銃密輸組織と買い付け 組織との会話を偶然聞いてしまい、追われる身に・・。 そして銀行強盗に成功し逃走中の永井と出会う。何と永井は洋画スター似で、ユミは 運命の出会いでは・・と胸をときめかせる。 永井はユミが自分の組織に追われていたことを知り、ユミを利用すれば組織から一億円 を奪え、失態の穴を埋めることができるのでは・・・と思いつく。 |
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