No.118 踊れ! 墓場で幽霊ワルツ (脚本)高久進、佐藤肇(撮影)秋野友宏(監督)佐藤肇 (出演)大塚道子、国景子、成瀬昌彦、藤木孝、春日章良 (登場レギュラー)啓子、ユミ、島、風間 (主役)ユミ −調査協力−NWP夏目プロダクツ ☆再放送(愛知、CS)欠落作品。 夏目さまによると、関東地区では1972年の再放送(16時〜)では放送されたとのことで ある。放送コード改変が欠落の原因であったようだ。 世界の指導者を呪い殺そうとする悪魔主義者の集団と、悪魔主義追放委員会との奇想 天外な対決。ドラマの随所に火あぶりの刑やギロチンシーンが登場。 ロケは東京タワーの蝋人形館。 恐怖場面の続出で、さすがの大川栄子さんも冷や汗もののロケだったそうだ。 佐藤肇監督お得意の幻想的な夏のスリラー編。 おそらくBGMはGメン75黒谷編でもお馴染みのおどろおどろしい曲が流されたと思われる が、私(管理人)はリアルタイムでしか観ておらず、詳細は不明。 ================================== 2017年10月18日・東映チャンネルの放送で、試聴できた。メインの劇伴は「Gメン75」黒谷 シリーズでも何度か使われたもの。東映の古い怪奇映画「怪談 せむし男」からの流用 と思われる。47年ぶりに試聴したかぎりでは、どこが放送コードにひっかかって欠番になって いたか理解に苦しむ作品。普通に楽しめる夏の西洋スリラー編。 スリラー仕立ての洋館サスペンスは個人的にも好き。実名で世界各国の指導者の名前が 事件に絡む点は、おとぎ話とリアリズムの融合が感じられキイハンターらしい世界観で いい味を出している。ロケ地は駒込にあるおなじみ「旧古河庭園」。 週間TVガイド誌より(調査:夏目さま) −あらすじ− 黒木の部屋で、西洋占星術という一冊の本に見入っている啓子とユミ。ユミは自分の 運勢を見て愕然とした。[大凶、調子に乗ると命を落とす]というのだ。 そこへ一羽の鴉が飛び込んできた。 足には、「助けて、イザベラ」の通信文。占星術の著者・マダムXが予言したのは悪魔の 林というところ。 ユミが林に足を踏み入れた途端、恐怖、恐怖の連続。マダムXの占いでイザベラの 居場所を突き止めた彼女は、林の墓地の中にある洋館へ。 その洋館の中に、一つの棺。イザベラはその棺の中で死体となっていた。 その死体は、ユミの顔を見ると立ち上がった。そして、ユミは悪魔崇拝主義者の3人に 捕われてしまった・・・。彼らはケネディやホーチミンなど国家の指導者を呪い殺そうと していた狂信的な集団だった。 |
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