プロフェッショナル・キイハンター、次の赤いシグナルは・・・
No.20 パリ発 殺しのラブレター (68年8月17日放映) |
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脚本・池田雄一 撮影・山本修右 監督・若林幹 出演者・黒木、啓子、島、ユミ、風間 主役・風間 ゲスト・川辺久造、富士真奈美、バーバラ・ウォルタ 田村保、中原弘二ほか |
☆若手切り込み隊長・風間を主役にした活劇編。 海岸の絶壁を降りるシーンやマジシャンのような 変装シーンが見物。 緊迫した事件の中でソフトムードでなごみを取り つつも決めるところはキメるという風間くんの魅力 が堪能できる作品。 ボスも啓子さんらも夏らしく爽快なボディ・アクショ ンを見せてくれる。 −あらすじ− 脊髄の急所に針を一突きして人を殺す暗殺者 ・西条。 彼を首謀者とする暗殺団が暗躍していた。 風間が毎朝新聞パリ支局の特派員だったころ 知り合ったカトリーヌから連絡が入った。 日本に来ているとの事で、早速会いに行く。 ホテルの部屋に入ったとたん、女に 抱きつかれ、風間は舞い上がる。が・・・ それは見知らぬ女。 そしてカトリーヌの死体が発見され、女は 姿を消す。 支配人に連絡し、現場に戻ってみると、 なぜか死体がない。 証言の信憑性を疑われた風間は、国際警察 の柳刑事の協力を仰ぎカトリーヌ殺しの真相を 追う。 彼女を殺したのはパリの名画専門窃盗団と つながる暗殺団の西条と判明。 一方、黒木と啓子は、西条に殺された美術鑑定 家の遺児・京子の行方を追っていた。 彼女はカトリーヌが殺された部屋にいた女 だった。彼女の狙いは何か? |
No.21 拳銃あねご 潜入作戦 (68年8月24日放映) |
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脚本・瀬川昌治、飯田光雄 撮影・永井一雄 監督・降旗泰男 出演者・黒木、啓子、島、ユミ、風間 主役・黒木、啓子 ゲスト・安城由貴子、田武謙三、ホセ・トーヤ、 武藤章生、小林稔侍、ロルフ・ジェサー、ほか |
☆神戸ロケ編。 啓子が拳銃を買い込みに行く暴力団の姉御の身代 わりとなってアジトに潜入。拳銃密売ルート壊滅に 乗り出すコミカル・サスペンス。 キイハンターと神戸の暴力団との大立ち回りを 無国籍映画タッチで描く。 関西弁を駆使するチンピラヤクザに扮した黒木ボス の潜入捜査など見所も多い娯楽作品。 −あらすじ− 神戸にピストルを買いに行く姉御・佐伯純子をマーク していた黒木たちキイハンター。 暴力団の拳銃密売ルートを壊滅させる為、純子に なりすました啓子は密売組織に潜入する。 啓子たちは黒木らとともに神戸へ飛ぶ。 黒木らはホテルで待機し、啓子は単身殺人カスバと 呼ばれる無法地帯にある暴力団のアジトに出向く。 しかし、拳銃密売の取引が行なわれる前に啓子は 正体がバレそうに・・・。 女賭博師に変装した啓子と、チンピラヤクザ・ブラッ クのテツに扮した黒木らが、奇想天外な捜査を展開 する。 |