★過去ログ資料室(2003・8月)★

↓最下へ

==============================================================================================

78ハードアクションシリーズ
 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月31日(日)00時50分54秒

>緑 環永さん
 はじめまして。両作品は正にCS「ファミリー劇場」で特報予告が流されながらも中断、
 再開の折にまず堪能できる「78ハードアクションシリーズ」ですね。あらすじの紹介
 ありがとうございます。
 楽しみにされている方もいらっしゃいますので、多くを語るのは控えさせていただきますが
 風吹ジュンさんは理沙という役でした。犯人と関わる重要な役でしたね。
 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

初めてお便りいたします。そしてご報告 投稿者:緑 環永  投稿日: 8月31日(日)00時14分55秒

初めてお便りいたします。私は緑環永と申します。
実はGメン放送当初は物心のついてない子供でして、リアルタイムで観たのはほんの数回です。
しかし高校受験の合い間に息抜きとして、再放送をかなり観ていました。

そこで初回ながら私が当作品bPのエピソードと思う「警察だけを殺せ!」、「刑事が銃殺される時」についての粗筋をお伝えしたいと思います。
(参考資料 中日新聞、沖縄タイムズ)
「警察だけを殺せ!」
兵器工場よりライフルが盗まれ、其れにより立花の同期である秋月警部補の弟(交通機動隊員)が射殺された。更に同日の夕方、ライフルを盗んだと思われる容疑者を追って茂木
刑事や小田切もアジトへ駆け付けるが当の窃盗犯は謎の射殺死体で発見される。
涼子は発砲位置から黄色いカナリアの羽を見つけ、その上現場近くをうろついていた少女・めぐみを発見し問い掛けようとするが、めぐみは訝しげな面持ちで無言で立ち去って
しまう。

「刑事が銃殺される時」
Gメンの必死の捜査にも拘らず、ライフル魔の凶弾は大胆挑発するかのように次々と警官を撃ち抜いてしまう。依然、正体不明である。
警視庁ヘリで捜査中、ビルの屋上を逃げまとう与太者の佐伯を発見し草野の飛び蹴りで、
敢え無く御用。
だが佐伯は真犯人ではなく、キャバレーのホステスに振られた腹癒せでライフル魔に付和雷同しただけであった。
再び小田切と秋月は事件を洗い直し、嘗て兵器工場に勤めていた西野に捜査の焦点を当て
る。工場の守衛の話によると西野は事件前日、カナリアの飼料となる草の一種・ハコベを
忘れたらしく取りに戻ったらしい。

以上、私が調べた限りの情報でございます。
この作品にテロップが流れたと思いますが、どの様な内容だったのか失念しました。
VAPの「ミュージックファイル」によると風吹ジュンさんが出演されていましたが、
何役をされていたのかぜひ教えていたたければ幸いです。
今後とも宜しくお願いいたします。

電話の悲劇 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月31日(日)00時12分00秒

>セツ子さん
 『バーディ大作戦』No.43「電話で人を殺す方法」は仰るように『Gメン75』No.93「29の死神
 の手紙」と重なるテーマでもありましたね。携帯電話が主流でいつどこからでも連絡が取れる
 ような時代ではなかっただけに当時を懐かしく思い起こしながら見ました。
 便利な電話によるコミュニケーションはこんな悲劇を巻き起こすこともある・・と考えさせられ
 るような印象的なラストシーンだったと思います。
 『Gメン75』は、末期によく見られた人情と哀しいメロディで盛り上げるラストばかりでは
 なく社会が生み出す様々な問題を問いかけるようなものが主流でした。今回の『バーディ』は
 コミカルな活劇物から本格ハードボイルドへと徐々に脱皮して行きたい制作側の思いが感じら
 れる一作であったと思います。

 「29の死神の手紙」は「嫁・姑・孫の戦い」などと並び、私もイチ押ししたい作品です。
 DVD化(いつになるのでしょう?)がなされた場合、ぜひ外してほしくない作品のひとつ
 です。

風間刑事・・など 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月29日(金)23時32分39秒

>・さん
 藤川清彦さんは『キイハンター』千葉真一さんの役名を受け継がれた?こともあり、かなり
 期待されていたのでしょうね。『Gメン75』最終回スペシャルで降板された後のご活躍が
 私も気になるところですが、今はどうされているのでしょうか?千葉裕さんが演じられた
 田口刑事のようなフレッシュさを持ち、未熟ながらもひたむきさが光るGメンだったと
 記憶しています。役柄もラグビーで鍛えたスポーツマンという設定でしたね。

>ロメロ警部さん
 農夫に化けたCIAエージェントは本放送当時、蟹江敬三さん?と勘違いしてました。
 割れたガラスにまつわる描写は見事でしたね。登場人物の心を、カメラが捉えた被写体でも
 描写する手法には脱帽です。
 「スーパーカー」のフォントはサブタイトルの雰囲気を、、と遊んでみました。。(苦)

68≒32+α? 投稿者:ロメロ警部  投稿日: 8月29日(金)22時30分03秒

68話のサブタイトル、確かに
(おおっ!コレは刑法シリーズか?)と思わせるような、
重厚な響きでしたね。
私なら「高原に流れる哀歌」てなフレーズにしてしまいそうです(笑)
後半を観ていて、32話がオーバーラップしてきました。
どちらも幻想的なシーンが印象的です。
(特に32話において、モヤの中、橋の上で佇む関屋警部補がお気に入りです)
68話では、「下村ワールド」に魅せられました。
割れたガラスと反射光によって分断されるマリアの顔、そしてそれを見つめる小田切警視。
映像面からも完成度の高い作品だと思います。

突っ込みを入れるとすれば、CIAエージェントの不可解な行動
(殺害できる機会は、いくらでもあったはず)ですが、
ある程度の「ハッタリ」がなければ物語は進展しないので、
止めておきましょう。

PS:管理人さま
「スーパーカー」のフォントだけ異なるのは、タイトル画面の・・・?

あの人は今…? 投稿者: 投稿日: 8月29日(金)16時56分20秒

管理人さま
藤川清彦さんのお名前が出ていましたが、そういえば、今はどうされているのでしょう?あと、Gメン関連では有希俊彦さん、中島はるみさん、セーラ・ロウエルさん、近藤プロデューサー作品関連では川口厚さん……。千葉裕さんと森マリアさんは芸能界を引退されたようですね。キイハンター』から『Gメン75』まで出演されていた方々の中でそのほかの方々はだいたい分かりますが…。

昨日のバーディー・・など 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月29日(金)00時14分04秒

>早坂警部補さん
 『Gメン75』No.68「小菅一丁目35番地 東京拘置所」はサブタイトルも然ることながら
 謎めいた展開に国家の秘密機関CIAが絡むという近藤照男氏のドラマならではのストーリー
 でしたね。
 元のプロットは『キイハンター』No.246「墓場へ走れ!男と女」でしたが、より完成度を高
 めてのお色直しでした。こちらも反戦歌が流れましたが別の曲でした。
 Gメンはできる限り実在する国を絡めてリアリティを出すという手法が貫かれており、フィク
 ションであってもどこかノンフィクションのムードが漂っている点が好きでした。

 78年のヨーロッパロケ4部作では東西冷戦時代の国家関係を背景にGメンと国際テロリスト
 、テロ組織と利害が異なる組織との死闘が描かれていましたが、組織の背後にうごめく
 中東、東欧諸国はさすがにぼかしていましたね。国名はなんとなく想像がつきますが。(^^;)

>バイト(元日雇い)さん
 丹波ボスと近藤氏は中学時代の先輩後輩の仲のようですね。(新聞名不明「ドラマ30年44
 Gメンシリーズ」より)お二方にとって『Gメン75』はやはり愛着がある作品の一つと
 思えるボスのセリフです。
 そういえば風間刑事役の藤川清彦さんも弟子でこそありませんでしたが、俳優養成の「丹波
 道場」所属の新人でしたね。藤田むつみさん同様、ボスの期待を一心に受けたデビューだった
 と思います。

>関屋二郎さん
 「刑事誤殺」「部長刑事暗殺」の両作品とも高久進氏と新井光氏合作シナリオでしたね。
 おそらく津坂刑事の設定に気を使われたことと思われます。
 この頃のGメンは身内である警察の不正にスポットを当てた反権力志向の作品が多く、勧善
 懲悪では描ききれない現実を見せつけられ考えさせられたものでした。

昨日の『バーディ大作戦』「電話で人を殺す方法」「殺人パニック捜査官」を続けて見ていまし
た。さらにシリアス路線が打ち出されてきましたね。『Gメン75』もこの頃に準備が進められて
いたのでしょうか、興味深い作品が続きます。 

部長刑事暗殺 投稿者:関屋二郎  投稿日: 8月28日(木)20時36分14秒

「部長刑事暗殺」…第59話以降に傑作・問題作が続出したため、個人的には地味な印象が強かったのですが、今回も<汚職行為を告発する事の難しさ>を訴えた力作だと思います。津坂刑事の過去が、第28話と殆んど食い違っていなかったのも嬉しいです(^^;)。
「署内の誰かが麻薬組織に内通している!」と訴えても取り上げてもらえず、強硬手段に出た中沢巡査と佐々木婦警。娘の婿(坂口刑事)を本庁に栄転させる為、彼の罪を被って自殺した犬飼部長刑事。視聴者の殆どに「3人とも、法的な手段に訴えればよかったのに!」という思いがよぎったはずですが、警察機構で生きてきた者には「ああするしか無かった」のかもしれません…。ともすれば強引になりがちな展開も、俳優陣の演技と細かい描写の積み重ねで「リアリティ」を生み出す事が出来る…。第67話は、その絶好のサンプルだと思います。

またも探りを入れられるボス 投稿者:バイト(元日雇い)  投稿日: 8月28日(木)02時32分50秒

 管理人様久しぶりです。クロスタニン健康茶に出てる藤田むつみさんてやっぱり丹波御大の弟子だったんですね、どうもよく石井輝男の映画に出てると思ったら・・。先日も「内村P」だったか何か深夜番組見てたら、丹波邸がむつみ付きで物色されてました。ウッチャンらが揃ってGメンのテーマをタンバリンで合奏したらば、ボス「プロデューサーの近藤が聴いたら涙流して喜ぶよ」と言ってました。ちょっと珍しかったです。

http://zouo666.cool.ne.jp/

CIAまで・・ 投稿者:早坂警部補  投稿日: 8月27日(水)23時58分05秒

24日放映の#67,68ようやく見ました。このころの作品は本当にレベルが高いですね。Gメンは他の刑事ドラマに比べて,公安,外事関係を正面から扱う作品が多いので,ストーリーとは別に「この頃放送して大丈夫だったのか?」と今でも緊張感を持って見てしまいます。#68話はCIAの殺し屋が絡んでいていたので,地上波で初めて見たときには驚きました。范文雀さんの演技素晴らしいですね。反戦歌のはかないフレーズ耳について離れません。

ミイラと棲む女の館? 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月25日(月)00時52分09秒

>セツ子さん
 『バーディ大作戦』「全員!覗き盗聴開始」は鬼夜叉・立花警部補のシーンこそありません
 でしたが、吾郎や三平のガクラン姿での潜入捜査で暑さを笑い飛ばしました。(^^;)
 浪人生役の伊藤高さんも『Gメン75』「密輸死体」でのインターン役とのギャップが笑いを
 誘うラストでしたが、そろそろ本格的な捜査物を、、という近藤照男氏のお気持ちが垣間見れ
 る作品でもありましたね。
 ガクラン姿のレギュラーと言えば、『Gメン75』No.244「女教師の殺人!」での田口刑事も
 忘れられません。

 ところで『バーディ』No.40「ミイラ連続殺人事件」と似たようなラストで71年夏頃といえば、
 『キイハンター』No.167「ミイラと棲む女の館」と思われますがいかがでしょうか?
 遺産相続を巡る兄妹たちの骨肉の争いに巻き込まれた啓子さんが洋館内で見たものは・・・
 という内容でしたが、ラストは子供心に肝を冷やす描写でした。大人になって再会した
 ときは描写よりも登場人物たちの心情が心に残った作品でした。

長年気になっていたあのシーン・・ 投稿者:セツ子  投稿日: 8月24日(日)23時09分53秒

 バーディ41話:『全員!覗き盗聴開始』は予告編を観たときにGメンの『覗かれた女の部屋』を思い出しました。前回『ミイラ連続殺人事件』のハナエ役の三条泰子さんが「甘ったれるな!」と立花警部補にイヤというほど殴られまくるシーンを思い出してしまい、あまりの恐ろしさに連日の35度を越す酷暑が一挙に吹き飛びそうでした・・。(^^;)
バーディもだんだんシリアスになってきたようですね。
 少し前の話で恐縮ですが母親が7年前に死んだ息子のミイラに語りかけるシーンは,子供時代からずっと心に残りながらもどの作品だかわからず今まで気になり続けていましたので、バーディ40話:『ミイラ連続殺人事件』の後半を観たときには思わず興奮してしまいました。(*^^*)
子供心にも怖さはなく、母の狂気じみた息子への愛と犯人への怨念が伝わってくるようでとにかく悲しく、強烈な印象となって残りました。
 これがどうやら私のGメンシリーズ最古の記憶のようです。(沖縄シリーズと思い込んでましたが、更新されました。笑)

 ただ71年夏頃もこれによく似たシーンをみた記憶があり、気になり続けていますので、もしどなたか心当たりがありましたら教えてください。
    

どこかで見たシーン・・など 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月24日(日)16時55分18秒

>ふじともさん
 ご覧になられました?ネタバレも気になりましたのでしばらく沈黙しておりました。
 私が知る限りでは、「全員!覗き盗聴開始」→Gメン75「覗かれた女の部屋」→スーパー
 ポリス「Oh!女子大寮で張り込み生中継」→変装の達人!!警部・鬼沢平吉のファイルE・・
 へと流れていったプロットでした。近藤照男氏もお気に入りの作品だったかもしれませんね。
 次週の2作目「殺人パニック捜査官」。こちらもどこかで見たシーンがクライマックスに
 控えているので今から楽しみにしています。

 「闘え!ドラゴン」劇場版も心待ちにしていたのですが、放送にはいろいろな壁があるの
 でしょうか?Gメン再開とタイアップでも企画されているのでしょうか?待ち遠しいですね。

バーディー41、42話など 投稿者:ふじとも  投稿日: 8月24日(日)16時36分52秒

 バーディー第41話「全員覗き盗聴開始」はKAJITA巡査さんが仰って
いたようにどこかで見たことがある話でしたね(^^)それを思い起しな
がら見ていました。緑魔子さんと言えば相手は西田健さんときますが、
今回の場合はいかにも実直そうな橋本功さん(若くで亡くなって残念
です)が合ってました。
 第42話「赤い唇おとり捜査官」ではついにミッチー&ドラゴンのコ
ンビで活躍。ドラゴンのサングラスは悪そうだけどかっこいいし、局
長のコート&ハットの登場はまるで黒木警視です。

KAJITA巡査さん
 やっと岡本富士太さんの番宣を見ましたがレギュラー放送再開はまだ
当分ないようですね。いつまで待たされるんでしょう(--)再開時には
せいぜいファンサービスをしてほしいものです。
 倉田さんの「闘え!ドラゴン」劇場版も9月もありません(TT)その
代わり・・ではないですが東映chでは「武闘拳猛虎激殺」があります。
 

音楽の謎 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月23日(土)22時07分37秒

>荒馬宗介さん
 昨日は東海地方を通ってさらに西へ出張しましたが、暑さはかなり堪えましたね。残暑お見舞い
 申し上げます。
 本放送と再放送での音楽処理は本当に不思議でした。実家に当時の録音テープがありますが
 未だに真相は不明です。香港編では「香港の女カラテ対GメンPART3」のエンディング
 テーマが本放送では中国語版(面影)でしたが、再放送では(遥かなる旅路)に摩り替わって
 いましたね。
 CSでの放送再開は以前お問い合わせしましたところ、今年中の再開は難しいとのお返事でした
 がその後、どうなのでしょう?また時間を見て問い合わせをしてみたいと思います。
 「78ハードアクションシリーズ・特報」を見せたあと、このブランクですから参りますね。。

本編の音楽、番宣など 投稿者:荒馬宗介  投稿日: 8月23日(土)10時51分42秒

>KAJITA巡査さん
 こんにちは。残暑お見舞い申し上げます。ここ岐阜では、最高気温の予想が37℃と発表されるほどです。東海地方の暑さは今となっては懐かしく感じられるかもしれませんね。
 ところで『Gメン75』ヨーロッパロケシリーズに関するエピソードを拝見しました。そこで、素人の素朴な疑問があります。本放送と再放送とで異なる音楽処理が成されていた・・・とのことですが、どうしてこのようなことが起きるのでしょうか?権利上の問題なのでしょうか?そういえば、香港ロケ編のなかにも似たような事例がありましたっけ??
 制作エピソードなど、随時更新されているようですが、お忙しい中ありがとうございます。これからも楽しみにしています。
 話が逸れますが・・・、番宣の話題が出ていますが、先日たまたま、『プレイガール』の番宣を拝見しました。もしや・・・と思ってみていると、やっぱり・・・沢たまきさんが出演されていました。画面上部の追悼のテロップが悲しかったです。(余談ですが、私がはじめて沢さんを知ったのは、かつてTBS系土曜夜の人気番組だった『クイズダービー』でした。)『特捜最前線』の横光克彦さんの映像も流れていましたが、ファミリー劇場のスタッフが議員宿舎まで撮影に行かれたようですね。でも、岡本富士太さんの番宣はまだ観ていません。『Gメン75』放送再開のときには、夏木陽介さんか藤木悠さん、または若林豪さんなどにもご出演いただきたいなあと個人的に思っていますが、放送再開以上に難しいかな!?

番宣 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月20日(水)23時48分40秒

>関屋二郎さん
 ファミ劇の番宣を拝見していると『Gメン75』レギュラー放送再開か?と思えてきますね。
 再開の折は、お待たせ特集として一挙6話くらい集中放送と作品の合間にレギュラーの対談
 でも入れて放送していただきたいですね。

ファミ劇の番宣 投稿者:関屋二郎  投稿日: 8月20日(水)19時54分47秒

最近ファミリー劇場のアクションドラマの番宣は、実に豪華な顔ぶれになっていますね。
『Gメン’75』…岡本富士太さん、『特捜最前線』…横光勝彦さん、
『刑事くん』…桜木健一さん、『江戸の激斗』…石橋正次さんなど。
放送から四半世紀が経過しましたが、殆ど変わらない笑顔を見せて下さるのが嬉しいです。
来月には、「ファミリー探検隊」に登場する方もいらっしゃるのでしょうか?

一方、『プレイガール』の沢たまきさんの死去を、本当に残念に思います…。

結城警視正 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月20日(水)00時59分34秒

>関屋二郎さん
 今回の結城警視正は今まで以上に冷淡でしたね。卓の怒りと末路、ふみの怒りと悲しみ、
 響刑事の涙を間近で見た結城の心には何がしか感じるものがあったと思いたいです。
 今回はじめて結城警視正の私邸が登場しましたが、かなりの洋酒愛好家とお見受けしました。
 それにしても黒木ボス。役職の差を感じさせないくらい対等な口調で迫ってましたね。

警察官の良心 投稿者:関屋二郎  投稿日: 8月18日(月)19時38分56秒

既に多くの方が書き込まれているように、第66話は響刑事が警察権力の横暴さに気づいて苦悩する物語でした。今回は響が「警察官の良心」を代弁する構造であるが故に、草野・津坂・山田がいつもより冷淡な印象も受けます。しかしクライマックスで「俺たちに(拳銃の)引き金をひかせるな!」と卓に叫ぶ山田の姿には、Gメンの人間味が込められていました。全く救いの無い結末でしたが、結城警視正にも「我々はとんでもない事をしていたのだ」という気持ちが生まれた…と私は願わずにはいられません。

変化 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月17日(日)16時59分36秒

『キイハンター』から『Gメン』『スーパーポリス』の一連のシリーズ全般も然ることながら、
7年続いた『Gメン75』の中でも小規模な変化があったことを思い出します。
ハードボイルドという基本姿勢は変わらないものの、節目毎に新風を吹き込み完成度を高めようと
されたスタッフの熱意と作品を末永く続ける難しさを改めて感じます。
3年前、久々にGメンスペシャルが放映されるということを今頃の時期に知りました。
スタッフ側にも作品への愛着があっての企画だったと思いますが、当時と同じタッチを再現する
には長いブランクが壁となったかもしれません。新作はファンにとっては楽しみですが、作品の
イメージを傷つけてしまう一抹の不安もありますね。

それぞれの個性 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月17日(日)00時05分24秒

>シャーロック・ホームズさん
 「警視庁の中の密室殺人」は『Gメン75』ならではのハードボイルド・タッチが堪能できる
 作品でした。『特捜最前線』の「交番ジャック・4人だけの忘年会!」は私も覚えています。
 両番組とも描き方こそ違いましたが、丁寧に作られた力作でしたね。
 同じ東映制作で、登場人物のナレーションを交えて進行する作風、組織の設定など似通った
 部分もあっただけに、Gメンならどう描いただろうか?特捜ならこう描いたかもしれない、、
 などと思いながら毎週見比べていたことが懐かしく思い起こされます。
 同じプロットですが「死んだはずの女」(Gメン)、「死んだ筈の女!」(特捜)でも
 それぞれの作品ならではのスタンスが貫かれていたと記憶しています。

これぞ、Gメンの涙! 投稿者:シャーロック・ホームズ  投稿日: 8月15日(金)19時42分30秒

第66話「警視庁の中の密室殺人」はこれまでの刑事物には見られなかった手法が目を引きました。それは主役の刑事組織そのものに警察の「悪」の部分を担わせた事です。別件逮捕を巡る警察と犯人達の対立の中で、視聴者側から見れば当然のごとく行き過ぎた捜査活動をGメンがたしなめるかと思いきや、黒木警視の強硬姿勢に全てがかき消されてしまいました。これは「刑事マガジン」で西島大氏のインタビューでも語られていました。
そんな中、ただ一人犯人の心情を汲み取ったのが響刑事でした。まさに「ただ一人のGメンの良心」といった感じでした。ラストで恋人を殺され、拳銃を向けた沢井桃子さんに対して流した響刑事の涙・・自分の想いとは裏腹に何一つ助けてあげる事の出来なかった事へのせめてもの償い・・この涙の重みは「沖縄シリーズ」にも匹敵すると思います。

とはいえ、弱い者への犠牲に涙を流すより背を向ける事の方がずっと辛いはずで、今回の強行姿勢もGメン達の「人間としての本意」ではなかったかもしれません。本当は黒木警視も辛い心境をぐっと堪えていたのかもしれません。

Gメン75と共に刑事ドラマの雄だった「特捜最前線」にも誤認逮捕・別件逮捕を取り上げた作品があります。第91話「交番ジャック・4人だけの忘年会」がそれで、青年が拾った自転車を警官が盗品と間違えたところから始まった誤解が人質篭城事件にまで発展してしまったというストーリーで〔青年が警官に反抗したり突き飛ばしたりする度に「公務執行妨害」とか「傷害罪」などの字幕が出るのも印象的でした〕事の真相は仲間4人と水泳リレーの記録を破る挑戦の約束があったのですが、周囲の反対を押し切り、神代課長が「今回の件は我々にも反省すべき点がある」と記録挑戦まで青年の逮捕を待ったという内容でした。別件逮捕を扱ったドラマでも「ハードボイルドのGメン75」と「ヒューマニズムの特捜最前線」の違いがよく描かれた両作品だと思いますが、いかがでしょうか

溝口さん、門岳さん、、など 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月15日(金)01時00分47秒

>セツ子さん
 65話の溝口舜亮さん、33話の遊佐の再来か?と思わせるような凶悪ぶりを好演されました。
 犯行後ゆうゆうと食事までして行く悪党ぶりは76年度悪党ベスト10入りも間違いなさそう
 ですね。

>シャーロック・ホームズさん
 あのキズは東海地方の再放送でもあったと思います。地上波再放送の流用かマザーテープの
 損傷か、ここはぜひニュープリントDVD化で確認してみたいものですね。
 『Gメンの誓い』は私も好きな劇伴です。「土曜日21時のトリック」が最も長く流された
 作品と思いました。後の前後編ものでは前回のあらすじナレーションのところで毎回使われて
 いましたね。

>荒馬宗介さん
 2時間ドラマでの丹波ボス親子共演情報ありがとうございました。どこかで再放送されたときは
 ぜひ拝見したいものです。『HOTEL』など近藤氏のドラマではボスが人選に絡んでいると
 私も思っています。

>早坂警部補さん
 66話ラストシーン情報ありがとうございます。シナリオでは羽田空港国際線ロビーとなって
 いましたが、海外へ向う上司を見送るシーンよりも横浜地裁の方がリアリティがあると
 考えての変更だったのでしょうね。

>ロメロ警部さん
 132〜133話の内海甲子雄も忘れられませんね。冷酷な殺し屋でした。
 後の222〜223話「大暴走!バスジャック」「バスジャック対四人の狙撃者(スナイパー)」
 では警視庁特殊部隊の一員という時もありましたね。

>関屋二郎さん
 門岳五郎さんの演技力も見逃せないですね。『太陽にほえろ!』78話は未見ですが、再放送が
 あればぜひ見てみたいと思います。
 溝口さんは66話が放送される6年前には同じ東映の『江戸川乱歩シリーズ・明智小五郎』で
 主役を好演されており、当時Gメンでの悪役と同一人物とは思えず驚きました。
 演技力の深さに魅せられたものでした。

>木林森さん
 警察の取り調べは現実でも一歩間違えると真実を歪める危険性をはらんでいると思いますね。
 今回のGメンでは黒木警視らGメンもその危険性を描写する道具のような感じを受けました。
 響刑事の訴え、叫びは一市民の代弁者でもあるかのようで、丹波義隆さんが演じられた
 渡辺卓の叫び同様、胸に迫るものがありました。

>ふじともさん
 丹波ボスのエピソード、今後も期待したいところですね。
 ボスも空手の有段者とお聞きしますし、田口計さん、、辛い撮影だったことでしょう。。
 ボスのアクションもいつになく炸裂した作品でしたね。
 (『バーディ』31話「本物?ニセ物?接吻泥棒」)
 「闘え!ドラゴン」劇場版、私も期待しています。『Gメン』香港カラテ編の原点を彷彿と
 させるアクションを期待しているのですが。

先程留守中に録画した『バーディ大作戦』39話、40話を見ました。39話では岡村節子巡査役で
御馴染みの結城なほ子さん(東島祐子さん)がゲスト出演されていましたね。
40話での一条吾郎役、岡本富士太さんはどことなく津坂刑事を思わせるような雰囲気がありまし
た。次回41話「全員!覗き盗聴開始」はお見逃し無く。どこかで見たことがあるような筋書き
です。 

幻の作品はいつ? 投稿者:ふじとも  投稿日: 8月13日(水)22時45分24秒

早坂警部補さん
 倉田さんのお話、楽しんでいただけたようで嬉しいです。確かに
丹波ボスの話は尽きないほどありそうですね。バーディ、Gメンだけ
でなく、映画デビュー作「続・組織暴力」から一緒でご縁もありそう
ですし(絡みのシーンは無かったけど)。またトークショーをやって
ほしいです。それか「和製ドラゴン放浪記」の続編で書いてくれても
いいんですけどね。
 「闘えドラゴン」劇場版の放送、私も気になってたんです。3月の
ファミナビでは「今夏放送」とあったのに、ファミ劇サイトの来月の
スペシャルにもまだ載っていません。

もっとボスの話を! 投稿者:早坂警部補  投稿日: 8月13日(水)20時36分32秒

>ふじともさん
倉田さんのお話変わらず絶好調のようですね。丹波さんの面白い話は沢山ありますからこれからもボスが登場しそうで楽しみです。「もう時間がないの?」がお約束として定着しそうな予感がします。また紹介よろしくお願いします。ところで映画の「戦えドラゴン」何時放映するのでしょうね。

倉田さん、丹波ボスを語る 投稿者:ふじとも  投稿日: 8月12日(火)17時35分21秒

 6月に大阪であった倉田さんのトークショーの後半(6月29日分)の
動画ができました。香港に渡った経緯から丹波ボスについても語って
います。その中で、丹波さんがアクションシーンで相手役をほんとに
殴った話、ここでは詳しく話されてませんが、別の機会にも聞いたこ
とがあり、それによると「バーディーで田口計さんに当ててしまった」
ということです。
 http://kurata-pro.web.infoseek.co.jp/yellow50.htm でぜひ
聞いてください。

Gメン第66話を観て、思い出したこと。  投稿者:木林森  投稿日: 8月12日(火)01時05分02秒

仕事の都合で昨日観られなかったので、
ただ今、昨夜放映されたGメンの第65・66話を観終わったところです。

以前にファミ劇でGメンが放送されていた頃、
あまり刑事ドラマを観る気分になれなかったのですが、
長らく忘れていたその理由を、やっと思い出せました。
第66話で描かれていた、「一般市民の側から見た警察の横暴さ」
を自分が体験した時期だったのです。

終電車の中で財布を掏られて、被害届を出しに行ったら
そのときの対応が、最初からまるで私が犯人であるかのごとき「取り調べ」でした。
なぜ盗まれたんだ云々、と長時間に渡ってさんざん責められ、
夜中の1時か2時だったでしょうか、ようやく「釈放」されて帰宅したら、
今度は家族に「お前の言い方が悪かったんだろう」云々と、
理解されるどころか全く話にならず、また悪人扱い…。

これが元で、いくら刑事ドラマ好きの私でも、
さすがに警察とは関わりたくなくなっていたんですね。


その第66話は、またも刑事が拳銃を奪われる話(ゲストですが)。
先日もこちらで話題に上った黒澤監督の「野良犬」を
以前私も取り上げたことがありましたが、
そのとき忘れていたことも、思い出しました。

「拳銃を奪われる」「遊佐という名前」と、もうひとつGメンがらみで、
「同じ不幸な経験をした者が、一人は刑事になり、もう一人は犯罪者になる」
という展開。
これは、第27話「東京ー札幌・刑事の道」の下敷きになっていると考えて
間違いないのではないでしょうか。
Gメンの放送を観続けているうちに、まだ何か見つかるかもしれません。
そのときは、また書き込ませていただきます。


>ロメロ警部さん、関屋二郎さん
第43話に出演された溝口舜亮さん。
あの第33話のわずか10話後にもう出演されるとはびっくりでした。
関屋警部補にはもう逢えなくても、遊佐とはまだまだ何度も逢うんだな、
そう思いました。

溝口氏と門岳氏 投稿者:関屋二郎  投稿日: 8月12日(火)00時00分54秒

昨日放送された『Gメン』は、2本とも胸を締めつけられる内容でした…。
第65話は溝口舜亮さんだけでなく、早川警部補役の門岳五郎さんの熱演も印象的です。地味な背広に身を包みひたすら犯人を追い続けるデカ魂、亡き妹の浴衣を着た響刑事を見つめる時の優しい眼差しなど、どこか第4話「殺し屋刑事」の紅林刑事を彷彿とさせるキャラクターでしたね。なお門岳氏は、『太陽にほえろ!』第78話「恐怖の瞬間」で母親にまで手をかけた殺人マシン・風間を演じており(「刑事マガジン」108頁参照)、演技力の確かさを感じました。響刑事が庄司をおびき出す際に件の浴衣を着用したのは、早川兄妹の敵討ち…という気持ちも込められていたのだと思います。
>ロメロ警部さま
溝口氏は、第43話「刑法第11条・絞首刑」にも出演しています。この時も放火殺人事件の真犯人役
を演じていたのですが、警察全体を欺き通す知能犯ぶりは強烈でした。

恐るべき犯人役・溝口舜亮さん 投稿者:ロメロ警部  投稿日: 8月11日(月)22時27分12秒

65話を観ました。
確かにこれ以前の作品のいくつかをモチーフとし、
それが複雑に絡み合っているような印象を受けました。
(13・33・42話ともに下村カメラマンですよね)
さらにパッチワーク的な構成にとどまることなく、
淡々と、かつ小気味よく進行する中においても
起承転結がしっかりしているシナリオには拍手を送りたいと思います。

私がいちばんシビレたのは、犯人役の溝口舜亮さんです。
Gメンでは3作品に登場されたのでしょうか?

作品番号  役名
33話   遊佐哲次 (最強かつ最凶の犯人役、冷酷・非情・執念深く・狡猾・射撃プロ級・破滅志向)
65話   庄司保夫※(冷酷・非情・狡猾・野獣の如く凶暴・しかし狡猾さも持ち合わせている)
132-33話 内海甲子雄(冷酷・非情な殺人マシーン・射撃プロ級・元締には忠誠心がある)

どれも恐ろしく、かつ見事な演技ぶりですが、
庄司+内海≒遊佐 という感じではないでしょうか。

おおらかな時代? 投稿者:早坂警部補  投稿日: 8月11日(月)21時35分22秒

#66話のラストシーンは本物の横浜地裁の前で撮影されたものです。ここのOBの方が近所にいらっしゃったとき「昔,丹波哲郎(呼び捨てでした)が来たことがある」と伺ったことがありますから間違いないと思います。今では,お役所がドラマの撮影に協力するなど考えられませんよね。現在改築され少しだけ変わりましたが,アーチ状の入り口など雰囲気はそのまま残っています。
 昔,丹波ボス親子お二人が出演したテレビで,戦争映画(題名は分かりません)での親子共演のワンシーンを流していたのですが,その時,ボスは照れて目を合わせていませんでした。義隆さんのほうが度胸がいいのかな,と思いました。
 

親子共演!!2〜補足など〜 投稿者:荒馬宗介  投稿日: 8月11日(月)14時13分06秒

>KAJITA巡査さん
 丹波ボスの親子共演した『火曜サスペンス劇場』について補足です。タイトルは『夕陽よ止まれ』。調べたら1983年7月19日の放送で通算94作目、この時のエンドテーマは岩崎宏美さんの『家路』。なお、紺野美紗子さんがボス(劇中では偉くない刑事役!)の娘に扮しています。ボスは以前紺野美紗子さんを褒めちぎっていましたが、これが『HOTEL』での共演につながっているのかもしれませんね。なお、ボスの‘実の’親子共演ですが、ほかにも多数あるようで私には予想外でした。(絡みがある作品は少ないと思いますが…)

第66話の雑学 投稿者:シャーロック・ホームズ  投稿日: 8月11日(月)03時14分25秒

昨晩放送された66話、内容については2,3日待ちまして今回は雑学を少々・・ラスト前に横浜地検に向う結城警視正をGメンの車、さらに犯人のバイクが追っていくシーンで、フィルムにかなり大きなピアノ線状のキズがありましたが、実はこのキズは20年前の地上波再放送の時にもありました。ですのでファミ劇で放送したフィルムはこの当時の物と同一ではないかと思います。CS初登場の時にこれを見たときには懐かしく感じましたが、今は「やはりニュープリントで・・」と思っている次第であります。

ちなみに私が「Gメンの誓い」のBGMを聞いたのが20年前に見たこのシーンでした。この最高にカッコいいBGMにすっかりしびれてしまい、テープに録って何回も聞いたのを覚えています。

またラストの横浜地検前はあの46話「白バイ警官連続射殺事件」のラストの集中砲火のあった場所のすぐ近くです。警察内部の問題を抉った両作品のラストにも何か相通ずるものがありますね・・

リメイク!?(Gメン:65話、ネタバレ注意) 投稿者:セツ子  投稿日: 8月11日(月)02時08分29秒

 先ほど『Gメンの65、6話』観ました。
65話の冒頭のシーンは『バスストップ』(13話)とほとんど同じだったのには驚きました。 そして容疑者の母親の苦悩、真犯人が誰か最後の方までわからない緊張感などは『刑法第11条 絞首刑』(43話)とよく似てると思いました。
「遊佐」(溝口氏)をはじめ出演されてた方も何人か43話と共通していましたね。
響刑事が美しい浴衣姿で遊佐に迫るとこなど、シリアスな話にもかかわらず大笑いしてしまいました。
しかしそこはさすがに遊佐! このお色気作戦・・を見事に見抜いてましたね。(^^;)
 今回も33、43話につづいて、またまたGメンをてこずらせる徹底した悪党ぶりはすごかったですねぇ。
 66話はまたまた考え込んでしまいそうなので、感想は後日にいたします。

>ひろさん、シャーロックホームズさん
 黒澤明監督の映画、『野良犬』は少し前にCSで観ました。
ナント「遊佐は狂犬病だ・・」「狂犬にはまっすぐな一本の道しか見えない、その行き着く先には・・・」とGメンの33話でのボスと関屋警部補のやり取りとまったく同じセリフがでてきたのにはビックリしました。
 拳銃を奪われた事の重大さ、刑事の苦悩や執念が迫力をもって描かれた素晴らしい作品と思いました。

何度かありましたね 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月11日(月)01時29分44秒

>荒馬宗介さん
 丹波ボスと義隆さんの共演は、おそらく『Gメン75』No.36「女刑事を襲った男」が最初
 だったのでしょうか?それ以降No.249「コペンハーゲン女子留学生殺人事件」までだった
 と思いますが何度かありました。2時間ドラマでも共演されていたとは存じませんでし
 たが、『HOTEL』での親子共演も記憶に新しいですね。

親子共演!!…いいですね。 投稿者:荒馬宗介  投稿日: 8月11日(月)01時09分07秒

 『Gメン75』第66話で丹波ボスと義隆さんの親子共演がありました。以前ボスが「息子に俳優になれと直接言ったことはなかったが、息子が自分と同じ役者の道を選んでくれて内心嬉しかった。」と言っていた話や、一方、義隆さんの「共演に際して親父は緊張していたが自分はそれほどでもなかった。」という話をテレビで拝見したことがあります。本編でのボスの眼差しは役柄ゆえの厳しさは勿論ですが、さらに息子を温かく見守っているようにも見えました。因みに私は『火曜サスペンス劇場』(ボスは刑事役)でも親子共演していたのを観たことがあります。

警視庁の中の密室殺人 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月10日(日)16時00分25秒

今晩のGメンは2本目にNo.66「警視庁の中の密室殺人」が放送されますね。
結城警視正の私邸が登場するのも珍しいですが、何と言っても響刑事と黒木警視との何度かの
ぶつかり合いが印象的でした。もう一度見てみたい作品です。

和製ドラゴン、フレッシュGメン 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月 9日(土)23時20分51秒

>ふじともさん
 関屋二郎さんのご協力で私も初めて内容を知った次第です。ベンツは倉田保昭さんの当時の
 お車のようですね。
 この週のTVガイド誌には藤田美保子(現・藤田三保子)さん、夏木陽介さんのコメントを
 絡めた倉田さんの素顔についての記事がありました。Gメン撮影の合間に収録されたもので
 しょうか?近いうちに紹介させていただきますね。

>めいしゃん(田口刑事LOVE)さん
 『プレイガール』私もこっそり見てましたね。『キイハンター』は何も言われなかったの
 ですが。。今日は昔録画した田口刑事が活躍した作品「No.210出刃包丁を持った男」を見て
 過ごしていました。(画質劣化がひどくCS放送再開が待ち遠しいものです。)
 加入当初は拳銃の扱いが上手くなく、刑事としての意識もまだ未熟さが現れてましたが、
 ”熱い気持ち”は清清しいものがありましたね。Gメンに新風を吹き込んだレギュラーの
 一人と思いました。

テレビガイド誌 など 投稿者:ふじとも  投稿日: 8月 9日(土)23時07分18秒

KAJITA巡査さん、関屋二郎さん
 倉田さんと藤田さんが表紙を飾った幻のテレビガイド誌、ご紹介
ありがとうございます。表紙の写真だけは見てましたが、中の記事
がとても知りたかったんです。若手3人、撮影外でも仲が良かったと
いう話も嬉しいですね。ベンツが写ってましたが、倉田さんの愛車
でしょうか?

 沢たまきさん、突然の訃報に驚きました。「プレイガール」は子供
のころは当然見られず、CSの放送でやっと見ました。沢さんの役所
は、正に女・丹波ボスですよね。ご冥福をお祈りいたします。

沢たまきさん 投稿者:めいしゃん(田口刑事LOVE)  投稿日: 8月 9日(土)22時51分53秒

突然の訃報、私も驚きました。プレイガール当時私は幼少で両親が「大人のテレビだから見ちゃだめっ」と、そそくさと布団に入れられ、閉められたふすまの隙間からこっそり見たものです。あのノドにかけたような声で「プレイガ〜ル…」と真似した人も多いのでは?笑 ご冥福をお祈り致します。お話変わって、「われら青春」の千葉さん出演は後から知りました。時々放送される懐かしのドラマ特集等で姿を必死で探したりしてます。

GメンDVD化の序章・・?など 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月 9日(土)22時26分43秒

>シャーロック・ホームズさん
 私も今日のニュースで知り驚きました。丹波御大がゲスト出演された『プレイガール』は
 『アイフル大作戦』と並行して撮影された時期でもありましたし、丹波さんが演じられた
 武蔵二郎刑事はソフト帽にスーツ姿。土曜夜9時のシリーズを意識した雰囲気がありまし
 たね。沢たまきさんのご冥福をお祈りいたします。

>ひろさん
 『Gメン75』で81年春に女性Gメンが一挙に3人加入したことがありましたね。当時、Gメン
 +プレイガール、こんな手があったか・・と度肝を抜かれたことがありました。
 当初、江波杏子さん演じる津村冴子警部補のイメージは『プレイガール』の沢たまきさん演じ
 る”おねえ”が原点か?と思えて仕方ありませんでした。
 『プレイガール』DVD化の成功が『Gメン』や『キイハンター』などのDVD化へと繋がる
 気がしてなりません。見守りたいものです。

残念です・・・。 投稿者:ひろ  投稿日: 8月 9日(土)20時07分18秒

 シャーロック・ホームズ様。
 沢たまき氏の訃報は、家電量販店のTVで観ました。昨年亡くなられた范 文雀(=『Gメン75』・『Gメン82』の賀川陽子刑事/初期はハン・ザ・麻耶)氏も、プレイガールのメンバーでしたね・・・。

 私は、昨日出たDVD−BOXを購入しました。作品のクオリティも『キイハンター』・『ザ・ガードマン』にも対抗できる個性を感じましたが、DVDの基礎構成も東映ビデオが培った過去のノウハウが生きており『キイハンター』や『Gメン75』等を出しても充分にイケると確信しました。
 それだけに今回の事だけでなく、ゲスト出演されている『ザ・ガードマン(コミック篇セレクション)』や映画版のDVD化が控えていただけに残念です。

 謹んで、故人のご冥福をお祈りいたします。

訃報・沢たまきさん 投稿者:シャーロック・ホームズ  投稿日: 8月 9日(土)12時04分15秒

先ほど、沢たまきさんが議員宿舎で急死されたというニュースが流れて驚いています。昨日プレイガールのDVDーBOXが発売されたばかりだというのに・・Gメンとは直接関係はないものの、プレイガールでは丹波ボスとの共演もありました。心からご冥福をお祈りします。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030809-00000044-kyodo-soci

Gメンのハードボイルド・・など 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月 9日(土)03時07分33秒

自己犠牲に近い描写ではNo.78「土曜日の幼稚園ジャック」の草野刑事も忘れられません。
拳銃を奪われ取り戻そうとする草野刑事がクライマックスで危険を顧みず「あと何発」、、と
つぶやきながら立ち向かう姿。これ以上自分の拳銃で人を撃たせない・・という気迫が伝わって
くるようでした。

>シャーロック・ホームズさん
 撃たれた腕から手に持った拳銃をつたって落ちる血のしずくでSTOP、エンディングへ。
 何度かあった描写でしたが、拳銃と血が刑事と人間を表しているかのようで、そこから
 悲しみ、苦しみを背負いながら進むGメンの姿を感じたものでした。
 心に苦難を背負わせながらも前に進ませる。Gメンならではのハードボイルドでしたね。

>関屋二郎さん
 「女子大生の中のニセ刑事」、捨て身の草野刑事の刑事魂は心に響くものがありましたね。
 ラストの草野のセリフ「彼女の涙に耐えて行けるだろうか・・・」とともに
 互いの表情、それを捉えるように迫るカメラワークも印象的な作品でした。

草野の刑事魂 投稿者:関屋二郎  投稿日: 8月 9日(土)00時31分50秒

>シティMさま、荒馬宗介さま、シャーロック・ホームズさま
個人的に『Gメン』の自己犠牲(?)の描写として印象深いのは、第98話「女子大生の中のニセ刑事」です。幸せな家庭をボロボロにされた女子大生が憎き男に復讐の刃を向け、自殺を図ろうとしたところを間一髪で草野刑事に阻止される…。深い傷を負いながらも必死で市民の命を守ろうとする草野の姿は、第91話「逃亡者」や第100話「北の国から来た遺骨」と共に忘れられない作品になりました。

ハードボイルドは自己犠牲を許さず!? 投稿者:シャーロック・ホームズ  投稿日: 8月 8日(金)20時08分47秒

>荒馬宗介さま・シティMさま
自己犠牲・・私は「泥をかぶる美学」とも呼んでいますが、刑事ドラマを描く上では大切な要素です。例に挙がった特捜最前線の津上刑事殉職編もその代表的な作品ですが、命を散らした津上刑事は「刑事は人の為に死ななくてはならない時がある」と語ってましたし〔妹の口からでしたが〕自らの命を引き換えに大勢の命を救った彼自身、これで満足だったのかもしれません。
しかるにGメンはどうか・・先に話題になった拳銃盗難事件の話ではラストに必ず、取り戻した拳銃を握り締めるシーンが出てきます。自分のミスで盗まれた拳銃・・多くの人の血を吸った拳銃・・自分が撃たれていた方がどれだけ救われた気になれたか・・しかしそんな感傷に浸っている事は許されず、またその拳銃を手にして凶悪犯を追う・・つまり自己犠牲という道を与えないのです。人をこの上ない悲劇と衝撃を直視させ、その悲しみを背負って明日へと進む・・これがまさにGメンのハードボイルドではないかと思いますが、いかがでしょうか?

警察手帳 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月 7日(木)23時48分07秒

>めいしゃん(田口刑事LOVE)さん、ひろさん
 「Gメン対エーゲ海の骸骨」で津川警部補が警察手帳をわざと落して危機を知らせるという
 ものもありましたね。ほかに「77元旦デカ部屋ぶっ飛ぶ!」「大空からの脱出」でもありまし
 たが他の刑事モノでも気になるところですね。

確かに・・・。 投稿者:ひろ  投稿日: 8月 7日(木)23時45分57秒

 めいしゃん(田口刑事LOVE)様。はじめまして。

 貴方様の投稿文を見て思い出しましたが、#277(=大暴走!ガソリンタンクローリー)で田口刑事は意図的に警察手帳を落としていましたね。
 ガス欠で止まっていた警察のジープにタンクローリーのガソリンを分けている隙に警察手帳を落とし、タンクローリーが去った後で残った警官が草に落ちた警察手帳を拾うくだりはよく覚えています。

 Gメンに限らず、この手法は古典としてよく使われている気がします。警察手帳に限らず、私物というパターンも多いです{自身の異変を知らせるパターンが多い}。最近では携帯電話を落とし、不審に思って鳴らし続けたら捕まっていた敵のアジト近くで鳴っていたというのもありました。時代の変化によって、進化しているようですね。

〔追伸〕
 シティ・M様。長年の疑問を晴らしてくださりありがとうございました。

俺の拳銃がない! 投稿者:めいしゃん(田口刑事LOVE)  投稿日: 8月 7日(木)23時07分51秒

「コペンハーゲン女子留学生殺人事件」で、そんな場面がありましたね…。銀行強盗を働いた元白バイ隊員の友人を追跡中、自分の盗まれた拳銃で撃たれてしまった田口。本編は拳銃盗難がメインではありませんでしたが…。あと、警察手帳に状況メモを書きこっそり落とす、という場面も意外に多かった気がしますが…。他の刑事モノでもそうだったのでしょうか?

TVガイド表紙・・など 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月 7日(木)01時48分09秒

>荒馬宗介さん
 拳銃盗難といえば古くは『キイハンター』「拳銃P−007大捜査網」でも島ちゃんがやられて
 ましたね。キイハンターって拳銃持ってたかな?と思いながら見ましたが...。

>シティ・Mさん
 改めてはじめまして。『大都会PARTII』をはじめ結構ありますね。「女たちの拳銃泥棒」
 ではじめて流れた<ウイング>。挿入歌ということでしばらくエンディングを飾っていました
 が主題歌と命名してもよかったと思いました。

>ひろさん
 刑事にとって拳銃は命の次に大事なものですね。それを盗まれ犯行に使用されたとあっては
 様々なドラマが描けます。映画、ドラマの境なく刑事モノでは永遠のテーマかもしれません。
 『Gメン』の「土曜日の幼稚園ジャック」では草野刑事が拳銃を盗まれたことによって、
 人間としての弱さも描かれ、親近感が増したものでした。 

>シャーロック・ホームズさん
 行き過ぎた別件逮捕や取調室での強引な描写も作品によっては、警察捜査の危険性を問題提議
 したとも思われますね。

>関屋二郎さん
 「週刊TVガイド 表紙で振り返るテレビ50年」、昨日偶然見かけ手にしてみました。
 表紙だけでも当時のことが思い起こされて懐かしかったです。若林豪さん&中島はるみさん
 のものもありましたね。『キイハンター』の黒木ボス、島ちゃん、風間くんは皆拳銃を手にし
 初期のハードボイルド路線が感じられるデザインでした。  

山田刑事降板編 投稿者:荒馬宗介  投稿日: 8月 7日(木)01時29分05秒

>シティ・Mさん
 『Gメン75』第204話・山田刑事降板編は傑作の一つだと思います。藤木悠さんが演じたこのキャラクターは真の人情家でしたが、それがよく滲み出ている作品だと思います。ただ、この作品については、のちにTBS系で放映された『Gメン75・22年目の同窓会』の中で、‘ベッドの上で…’というキーワードで紹介されたり、司会の木村郁美アナからは「撃たれても死ななかった」などと説明されたり、思わず笑ってしまいました。結局、殉職しなかったのですが、知る人ぞ知る山田刑事復帰案は、この時点ですでに存在していたのでしょうか?

ハードボイルドと言いながら結構泣けるドラマでしたね。 投稿者:シティ・M  投稿日: 8月 6日(水)23時20分09秒

>ひろさん
それはたぶん「殺人暴走オートバイ集団!三途の川」でしょう。
ちなみにその回と私お気に入りの「女たちの拳銃泥棒」に共通して出てたのが頭師住孝氏で、どちらもあまりに可愛そうな顛末に今思い出すだけでも目頭が....

>荒馬さん
ちなみにGメンで印象に残る自己犠牲と言えば、これまた頭師住孝氏が出た「Mr.BOO殺人事件」の山田刑事でしょう。
所轄の小池朝雄氏扮する署長の息子(頭師)が事件に関係していると知った署長は自ら短銃自殺しようとするが、山田刑事に説得され、署長のために捜査を展開、しかし息子共々真犯人に拉致されてしまう。で、山田刑事は腹部を撃たれてるんですが、そんな状態にも関わらず朦朧とした意識の中で、その息子に父の思い等を一生懸命に説きながら一生懸命に息子の縄を外し続けます。
これもマジで良かったですよ。

ありがとうございます 投稿者:荒馬宗介  投稿日: 8月 6日(水)22時24分57秒

>ひろさん、シャーロック・ホームズさん、関屋二郎さん
 私の投稿に対し、あたたかいフォローをいただきありがとうございます。(わずかな投稿のタイミングのズレでお名前が漏れてしまいまして失礼いたしました。)みなさん、きちんと分析されていて、ものすごく勉強になりました。『野良犬』、私も観てみたいです。

自らを犠牲にした刑事の殉職 投稿者:荒馬宗介  投稿日: 8月 6日(水)22時10分29秒

>シティ・Mさん
 拳銃盗難のフォロー、ありがとうございます。過去のドラマでは、それも長期にわたって放送されたものでも描かれていたんですね。平原刑事の、自分を撃たせることで弾を使わせたという話を読んだ私は、『特捜最前線』の津上刑事を思い出しました。ボツリヌス菌の入った風船を車に詰め込んで自爆するという壮絶な殉職でしたね。自分を犠牲にしたともいえる殉職は余計に悲しみを誘います。『Gメン75』ではこういうエピソードはなかったですかねぇ?

予告編と拳銃盗難 投稿者:関屋二郎  投稿日: 8月 6日(水)22時01分55秒

以前この掲示板で話題になった『Gメン』予告編の未使用カットについてですが、私は第4話「殺し屋刑事」での響刑事の発砲シーン(発火の描写がないので、テストカットでしょうか)や、第18話「警察の中のギャング」で容疑者の竜一&ナナ子を津坂刑事が追跡するシーンなどが印象に残っています。そんなNGカットを見ると、撮影現場の熱気がより伝わってくる思いです。
>荒馬宗介さま シティ・Mさま、はじめまして
第89話「警視庁拳銃盗難事件」を紹介した当時の「週刊TVガイド」では、届けさえ出せば一般市民でも拳銃が持てるアメリカと較べ、日本では警察関係者以外、所持が不可能。それ故に刑事の拳銃を狙う犯罪者の話が日本の刑事ドラマに少なからず登場したのではないか?と分析しています。
『太陽にほえろ!』では、第47話・53話・76話・122話・125話などで警官の拳銃盗難を扱っています。なお第47話で拳銃を盗まれたのはマカロニ、第125話ではテキサスですが、それ以外は派出所の巡査という展開が目立っていたように思います。『Gメン』ではレギュラー刑事の拳銃盗難が圧倒的に多かったのですが、彼らの責任感や焦りが丹念に描かれていた為、マンネリ感は左程受けずにすみましたが(^^;)。

先日、「週刊TVガイド〜表紙で振り返るテレビ50年」(東京ニュース通信社・税込1,500円)が発売されました。1962年の創刊号から2003年7月までの2093枚の表紙が完全掲載されており、『キイハンター』や『Gメン』も何度か登場していました。

Gメンと「野良犬」そして「ハッタリ」 投稿者:シャーロック・ホームズ  投稿日: 8月 6日(水)22時00分41秒

>荒馬宗介さま
私も荒馬さま同様、Gメンの拳銃盗難に関しては同じ疑問を持っていました。これは以前にも書き込みをしたのですが、スタッフの中に、黒澤明監督の「野良犬」に感銘を受けた人がいたのではないか思うのです。「野良犬」も三船敏郎さん扮する刑事が些細なミスから拳銃が盗まれ、あまりの事の重大さに報告も出来ず、たまたま事件を知った志村喬さん扮するベテラン刑事と捜査にあたるという物語です。しかし非情にも拳銃は犯罪に使われ、三船敏郎さんは極限状態にまで追い込まれます。そこから野良犬のように這い上がった執念がラストの逮捕劇に繋がっていくのです。私も機会があればもう一度見てみたい作品ですが、今考えるとGメンの拳銃盗難事件の根底にはこの「野良犬」があるような気がしてならないのです。

この拳銃盗難に限らずGメンには少々強引な描写も多く気にはなっていたのですが、その疑問は「刑事マガジン」の鷹森立一監督の「ハッタリの美学」を読んで全て解決しました。Gメンの拳銃盗難も「刑事にとっての拳銃」「拳銃の恐ろしさ」そして「生命の尊さ」を描く上での「ハッタリ」だったのかもしれません。

絶対にあってはならない事 投稿者:ひろ  投稿日: 8月 6日(水)21時58分53秒

 荒馬宗介様。
 確かに『Gメン75』には、拳銃強奪・奪回ものが多かった気がします。

 幼少の頃の記憶ですが、暴走族が警官の拳銃を強奪。最後に、主犯格のボスと裏切った若者が車同士の正面衝突で相打ち。これを見た上層部の幹部が、「奪われた拳銃は?」と問い詰めて終わった話がありましたが・・・。これが、妙に記憶に残っています。

 実は、日本映画に刑事の拳銃強奪・奪回ものの古典的名作が存在します。
 その名は『野良犬』。
(1)1949年・映画芸術協会+新東宝=東宝/三船敏郎氏=黒澤 明監督{犯人の名が「遊佐{=木村 功氏}」!!}
(2)1973年・松竹大船/渡 哲也氏=森崎 東監督{監察官役で中丸忠雄氏・出演}

 これらは、悪人が刑事の不意を衝いて拳銃を強奪。拳銃を奪われた刑事の決死の捜査戦を描いたものです{(2)は日本では数少ない黒澤監督作品の公式リメイク。特に犯人像は大きく異なりGメン・テイストに近いものがあります[その犯人を演じたのは内田喜郎氏《『大怪獣ガメラ』の俊夫少年》]}。

 これが最初とは思えませんが、一番有名な名作です。

 参考までに、キネマ旬報社HPを入れておきます(「キネマ旬報全映画作品データベース」にて詳細が記されています)。
 http://www.kinejun.com/
【おことわり】
 1966年に大映東京{現・角川大映}にて同名の作品が存在しますが、これは『犬』シリーズの一本でリメイク作ではありません[本シリーズには江波杏子氏が数本出演しています]。

拳銃強奪について 投稿者:シティ・M  投稿日: 8月 6日(水)21時52分45秒

さる事情があり、エド・ダンバースより改名致しました。よろしくお願いします。

確かにGメンはよく拳銃を盗まれましたな。でもGメンに限らず昔の刑事ドラマは割と盗まれてましたよ。
太陽にほえろ!ではマカロニ、ゴリさん他何回かあった気がします。特捜最前線でも、吉野、紅林が強奪されてましたね。橘なんか小さい子供を人質にとられ、やむなく拳銃を渡したりしてました。
大都会Uでは粟津號扮する平原刑事が強奪された挙句に、結局その銃で撃たれて(自ら撃たれて弾を全て使わせた。泣けました。)殉職しました。
こうなると両刃の剣ですな。

なお、数ある拳銃強奪話での自分にとっての傑作は、何と言っても我らがGメンの「女たちの拳銃泥棒」であります。
この回のラストの顛末と、最後に街を歩く夏木マリに被さる「ウイング」はたまらなく切ない余韻を残してくれたモンでした。


Gメンと拳銃2 投稿者:荒馬宗介  投稿日: 8月 6日(水)13時44分52秒

 『Gメン75』といえば、拳銃を失くす・盗られる…といったエピソードがときどき出てきましたね。拳銃を盗られたGメンの方が多かった、という極端なことはなかったと思いますが…。実際にそんなことがあったら大変ですが、近年は勿論、昔の刑事ドラマでも、私の知る限り、そういったストーリーは殆どないような気がします。(全部を見たわけではないので断言できません、何か情報をお持ちの方、宜しく‥‥。)そういえば『バーディ大作戦』第1話で桜田警部も拳銃を盗られてしまいましたね。拳銃盗難ネタはスタッフのお気に入りだったのでしょうか?

田口刑事、草野刑事、関屋警部補・・ 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月 5日(火)23時43分51秒

>めいしゃん(田口刑事LOVE)さん
 「女が掘った落とし穴」懐かしいですね。Gメンとて生身の人間であることを改めて感じた作品
 でした。構えた田口刑事の表情も良かったですね。
 あと私が割と好きなのは草野刑事の射撃シーン。
 片手で上から振り下ろすように構えるシーン(「パリ−紺碧海岸縦断捜査」「日本降伏32
 年目の殺人」など)や「マカオの殺し屋」や「逃亡者」などで見せた足をふんばり両手で
 構えるシーンにしびれましたね。
 「警察の中のギャング」で見せた関屋警部補の左手構えで右手は後へ伸ばしてキメたポーズ
 も忘れられません。

射撃… 投稿者:めいしゃん(田口刑事LOVE)  投稿日: 8月 5日(火)23時22分36秒

久々にお邪魔します。名前の通り、田口刑事の場面しか記憶にないに等しいので恥ずかしい限りですが、「女が掘った落とし穴」での心身喪失?状態で発砲した彼の、片膝屈伸のような姿勢はよく憶えています。技術より情熱、みたいな(^^;)立花警部も本当にカッコ良かったですね。彼は射撃だけでなく「ちょっと来い」と言ったりする時も少し首を傾げる事が多くて、それがまた妙にダンディと言うか…。

Gメンの射撃・・など 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月 5日(火)22時23分59秒

>エド・ダンバースさん
 はじめまして。Gメンの射撃シーンはどのGメンも絵になるような構図がありましたね。
 立花警部の顔をやや傾けて銃を構えるシーンは印象的でした。レギュラーを選ぶ場合も
 日本的な雰囲気よりも外国の雰囲気を考えられていたようですし、射撃シーンも何らかの
 意図があったかもしれませんね。

>ロメロ警部さん
 「太平洋大捜査網」での小田切警視のアクションは見応えありましたね。
 救いようのない凶悪犯が相手でしたし、CSの再放送を心待ちにしたいです。

うわー 投稿者:ロメロ警部  投稿日: 8月 5日(火)11時56分01秒

もう待てません。「太平洋大捜査網」、早く観たいです。
ファミ劇さん、お願い訊いてください。

Gメンの射撃シーンについて 投稿者:エド・ダンバース  投稿日: 8月 5日(火)11時19分01秒

初めて書込みします。
射撃シーンについては昔からこだわってて、射撃カットの魅力という点からは、
Gメン>大都会U>非情のライセンス=特捜最前線>太陽にほえろ!>西部警察、大都会V
というあくまで自分なりの優劣がある訳ですが、これは射撃に至る状況設定もしくは画面センスによるもの。
Gメンに関しては他の刑事モノと比較しても断トツにセンスが良かった気がします。
ショットガン(ライフル?)にしても、小田切警視がヘリに乗り込んで、海を船で逃げる凶悪犯たちに向かって空から射殺しまくるシーンは、以降大都会Vや西部警察でいくら渡哲也が同じ様にショットガンを凶悪犯に撃ちまくっても何とも感じない程にカッコ良くてインパクトあったシーン(トラウマ?)。
その他個人的には立花警部補の射撃シーンは特徴があり、本放送当時よくマネをしてました。
後、カッコ良かったのは草鹿刑事。女性では江波杏子が気合入ってて見応えあった。
とりあえずレギュラー刑事全て何だか決まってましたが、そういう事を重要視する雰囲気か方針が撮影現場であったんでしょうね。

特別企画 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月 5日(火)03時26分53秒

>シャーロック・ホームズさん
 Gメンは19話で終了予定だったが続投。それだけに20話「背番号3長島対Gメン」は
 出演者、スタッフにとっても力が入った作品だったと思います。今まで単に期首特番の
 位置付けかなと思っていただけにシャーロック・ホームズさんのご意見を拝読し思いを新たに
 しました。深い意味での「特別企画」だったみたいですね。

もし19話で終わっていたら・・・ 投稿者:シャーロック・ホームズ  投稿日: 8月 4日(月)02時22分47秒

Gメン75は当初「バーディ大作戦」の撮影契約の残りの部分である19話の予定だったのは結構知れ渡っている話ですし、先日発行された「刑事マガジン」にも出ていました。〔それで第20話が「特別企画」だった訳ですね・・〕結果的には好評で放送期間が延長されましたが、もし19話で終わっていたら最終回はどうなっていたのでしょうか?以前、当初1クールで終わる筈だった長寿ドラマで、最初の13話の中に「最終回を想定した作品」があったのでは?という話題を聞いた事があります。もしかしたらGメンの初期の作品の中にそんな話があったのでしょうか?例えば第16話の「Gメン皆殺しの予告」は当初の企画では放映されたものとは違っていて、文字通り「皆殺し」になっていたのかもしれませんし〔深作欣二監督だったのもその為!?〕あるいは「関屋殉職編」を19話に持ってきていたかもしれません。実際の7年後の最終回は「Gメン82」での復活を想定していたものになっていましたが、あるいは「完璧な幕切れ」というのも企画されていたのかもしれません・・

Gメンの射撃 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月 3日(日)23時14分37秒

>ロメロ警部さん
 小田切警視の射撃シーンの魅力は撃ち方、すばやさ、確かに感じられますね。あと撃った後の
 表情。犯人の境遇、心情への思いとそれに流されない警官としての使命が交錯するような
 表情。弾丸の重みを感じさせてくれる奥の深いカッコ良さも感じられますね。

>珪一さん
 「拳銃を撃てない警官」、草野刑事もまた弾丸を装填せずに犯人と立ち向かおうとする
 クライマックス。人間としての草野、警官としての草野の葛藤に見入ってしまいました。
 警官としてのあり方を考えさせられた作品でもありましたね。

>荒馬宗介さん
 後のGメンでは銃の乱射も若干ありましたが、どのGメンも基本的には発射する一発の重みを
 感じさせてくれるシーンが多かったです。
 『Gメン82』テコ入れ策が検討されたとき、各Gメンに特殊拳銃を持たせたら、、子供を
 出演させたら、、など路線変更案も出されたそうですが、流行に流されず最後まで同じ作風で
 貫き通したことはファンとして嬉しかったです。
 ちなみに初期の田口刑事、草鹿刑事は拳銃が苦手でそれを克服するような気合の入ったシーン
 がいくつかありましたね。

Gメンと拳銃 投稿者:荒馬宗介  投稿日: 8月 3日(日)19時46分20秒

>ロメロ警部さん
 たしかに小田切警視の撃ち方はカッコいいですね。初期の関屋警部補とちがい発砲回数が多くないだけに、一層キラリ輝くと思います。来週の『Gメン75』第65話では黒木警視も久しぶりに発砲しますが、彼もすばらしい。(ほかに最終回《スペシャル》や第85話《この時はライフル!》など)でも、Gメンの多くが拳銃さばきが上手かったような気がします。
>珪一さん
 『太陽にほえろ!』のゴリさんも弾を込めていないシーンがありましたが難しいですね。賛否分かれると思います。実在の警官はやはりちゃんと装填してるのでしょうね。

拳銃を撃てない警官 投稿者:珪一  投稿日: 8月 3日(日)18時36分32秒

ところで、先日の第63話「拳銃を撃てない警官」についてですが、
心情的には理解できるものの、やはり拳銃に弾丸を込めていない警官がいるのは悪だと
思います。 つまり自分は犯人に撃たれても死んでも本望だといっても、警察官は市民を
守るのが役目です。肝心な時に武器をもった悪人から市民を守る手段を、放棄している
警察官は、言い方は厳しいと思いますが有害だと思います。

拳銃に弾丸を込めるのを拒否するなら、その時に警察官を続けるのをやめるべきだと
思いました。

死刑結婚式 投稿者:ロメロ警部  投稿日: 8月 3日(日)01時48分50秒

>リモコンセスナが車に突っ込んで炎上するシーン
もう一度29話を見直しました。
管理人さまが紹介するこのシーン、確かに冒頭にありました。
白のク●ウンのリアに刺さっているシーンですよね?
いやはや、指摘されるまでは全く気がつきませんでした。

話は変わりますが、この作品でもそうですが小田切警視の射撃の速さは、
やはりGメンの中でも抜きん出ていると思いました。
・61話でマーチンとグルの共犯者を狙撃したとき(安仁屋刑事と比較すると一目瞭然)
・124話で小沢を射殺したとき(これも立花警部補より一歩早い)
29話でもおそらくセスナを撃ち落すことは、そう難しくなかったと思われます。
ん〜、だったらもっと早くマーチンをやっつけていれば・・・というのはナシですよね(笑)

PS:私はGメンがいちばん好きですが、「特捜」や「セブン」「スペクトルマン」なども好きです。
んで、興味がある情報に関してはありがたく拝見し、
そうでない情報は早送りさせていただいてます。
あまり難しく考えることはないと思います。

白銀に舞う大アクション・・など 投稿者:KAJITA巡査(ビル管理人)  投稿日: 8月 1日(金)21時31分57秒

>シャーロック・ホームズさん
 「逃亡刑事」の山田刑事、十分考えられますね。迫力ある画であれば多少のエラーには目を
 つぶって採用・・と思われます。
 「死刑結婚式」でリモコンセスナが車に突っ込んで炎上するシーン。将来ビデオに録画して
 見直されることを想定していなかった時代ならではのエラーでしたね。

>ふじともさん
 『バーディ』新春特番はスケールの大きなアクションで楽しめましたね。スキーウェアを
 着てのカラテアクションはドラゴンといえども大変そうに見えました。
 初詣のシーンはおそらく赤坂の日枝神社かな?とも思いますが、全員揃って横並びで歩く
 シーンは4ヶ月後に始まるGメン75を予感させるものがありました。
 次回は行内刑事活躍編。加納弘子婦警をめぐってのアクションが期待できそうですね。

バーディー3536など 投稿者:ふじとも  投稿日: 8月 1日(金)17時05分21秒

 バーディーもついに'75年分に入り、新年を飾るアクション編「1975
白銀に舞う大アクション」を見ました。あまりに楽しみにし過ぎたせい
か、前夜雪の大雪山に登る夢を見てしまいました。息の合ったところを
見せているドラゴンと裕二の正に白銀に舞う活躍がとてもかっこよかっ
たです。新年パーティーやボスのカメラ目線でのメッセージが面白かっ
た初詣シーンもバーディーらしいですね。
 「追出刑事暗殺計画」では追出の私生活でのドデカぶりや劇伴も楽し
く、ミュージックファイルに「ドデカのテーマ」を入れてほしいと思い
ましたね。

 遅ればせながら「刑事マガジン」の感想を・・・
 Gメンのスタッフと出演者と両側からのお話、興味深く読みました。富
士太さんのバーディーやGメン話ってほとんど聞いたことがなかったし、
降板についても語られていて、やっと納得できた気がします。
 谷隼人さんの話で「倉田君がバーディーの時の写真をパネルにしてもって
いるのが嬉しい」というのが、私も嬉しく思った所です。

もう少し、エラーのお話を・・ 投稿者:シャーロック・ホームズ  投稿日: 8月 1日(金)02時04分14秒

>KAJITA巡査さま・荒馬宗介さま
「逃亡刑事」のエラーの件のレスありがとうございます。私は20年前の再放送の時点で気付いていました。丁度「容疑者は自殺や凶器になるタオルやネクタイを持たせない」というのを知ったばかりだったもので・・あのシーンの原因の真相は分かりませんが、あるいは「承知の上」の可能性もあります。

映画「007・ダイヤモンドは永遠に」の中でジェームズボンドがムスタングで狭い壁の隙間を片輪走行で走り抜けるシーンで、最初に突入するシーンと見事脱出して元の四輪走行に戻るシーンとでは車が傾いている向きが違うのです。このシーンは「名画のエラーシーン」としてテレビで紹介された事もあります。ところが近年発売されたこの映画のDVDのメイキングでこの真相が明らかになったのです。実はちゃんと「正しい向きに車が傾いているシーン」は撮影されていたのですが、画に迫力がないので、向きは違うが一番映りのいいシーンを選んだというのです。メイキングではNGになったシーンがいくつか映っていましたが、やはり実際に使われたものが一番良いというのが素人目にも分かりました。

山田刑事の場合もそうかもしれません。門を飛び越えるシーンを撮影中、ネクタイのエラーに気付き、新たに撮り直したものの、編集の際にネクタイのエラーのある画の方が迫力があったのかもしれません。ファミ劇のゲストで原田大二郎さんが「20〜30歳台に混じって、40台の藤木さんが走り回るのは大変だったと思う」と語っていましたが、あの門を飛び越えるシーンも藤木さんにとっては結構しんどかったと思います。それこそ飛び越えるのに失敗したら痛いでしょうねぇ・・・

>早坂警部補さま
山田刑事の「余裕のない必死さ」まさにその通りだと思います。それを物語っているのがあの「不精ヒゲ」です。弟が誘拐された第19話・拳銃が盗まれた26話・過剰防衛の嫌疑が掛けられた35話に次いでの「不精ヒゲ」ですが、撮影中はずっと剃らなかったのでしょうか?少なくともヒゲを伸ばして憔悴しきったシーンは連日連夜ぶっ通しで撮影されたのだと思います。

 

======================================================================================================================




-->