賀川陽子刑事 | ||
☆警視庁外事課出身の国際捜査官。 No.307「新・Gメンの罠はヌード金髪死体」より登場。 津村冴子警部補、マリコ・寺岡刑事、草鹿刑事とともにGメンに抜擢される。 ヨーロッパと東南アジアを股にかけた宝石密輸事件を内偵中、シンガポールでの組織の 動向を探るべく、警視庁から現地に派遣されていた。 組織の信用が得られるまで、粘り強く活動し、数年間スパイとして潜入していたという強靭な 精神力の持ち主である。Gメン82No.17「サヨナラGメン82」までGメンとして活躍した。 最後は、パリのインターポール本部へ他のGメンともども派遣され番組と共に降板する。 潜入捜査官としてのシンガポールでのエピソードは、No.310「バスルーム切り裂き魔」や No.347、348「生き返った5年前の死体」でも描かれている。 Gメン末期の国際捜査編は吹き替えが多く、語学力に富んだ活躍は実感できなかったが 英語、広東語に精通していると推測できる。 尚、No.314「赤いレインコートの暗殺者」では外事課に派遣される以前の所属、城西署・ 防犯課でのエピソードが紹介されていた。 大学生の弟・賀川大介(下塚誠)は、No.319「香港カラテ対北京原人」で初登場。 No.323「骸骨たちの海水浴」でも登場。しかし、No.330「19歳の金髪美女強盗団」で 留学生くずれのアメリカ人強盗団の銃弾を浴び死亡。 賀川刑事は、後に大介が警官志望だったことを知る。 父親は中国人で、日本に帰化し、貿易商として生計を立てていたことが彼女の口から 語られるシーンもあった。(No.320「香港カラテ対北京原人PART2」) 「週間テレビ番組」掲載の<特選テレビ劇場>No.324「深夜放送に届いたバラバラ死体」 の人物紹介欄によると、忍耐強い性格で、沈着冷静。 女性らしい優しさを持ち合わせた現代的なセンスを発揮する女性Gメンという設定である。 当時、そのファッションセンスの良さは、Gメンファン女性陣の憧れの的でもあった。 賀川刑事経歴 ブティック店員→城西署→山手署→外事課→Gメン No.307、308、335、340 ★☆2002.11.5(火)13:38范 文雀さんが永眠されました・・。ご冥福をお祈りいたします。(享年54歳) |