島谷刑事
 

 No.227、228「
Gメン対香港の人喰い虎」の香港ロケ編より登場したポスト草野刑事
 的な
アクション派Gメン
 警視庁捜査四課からGメンへ転属となる。
 草野のしなやかな中国式カラテと異なり、
破壊力を感じさせる日本的なカラテを
 得意とする。
 登場編での組織のボスとの死闘は、Gメンにパワフルな魅力を再度吹きこむ
 こととなった。
 No.267、268「
Gメン対世界最強の香港カラテ」、No.270「香港カラテ殺人旅行」、
 No.292〜294「
香港の女カラテ対Gメン」でも島谷アクションが炸裂。
 草野刑事とは異なり、単独でのカラテ決闘シーンこそ少なかったが、田口刑事、
 中屋警部補とともに香港で、すさまじいアクションを披露した。
 頭で考えるより、行動で示すタフガイである。

 幼少は、ベトナムで育ち、弟は警視庁の潜入捜査官・
達也
 もう一人生き別れた弟・
邦彦がいたが、派遣先の香港で再会する。
 しかし彼は香港コネクションの一味として生き延びていた。
 非情な兄弟対決に心は揺れ、辞職を決意。警官としての使命を捨てて組織の
 取引に手心を加える事も考えたが、南雲警視の一言で気を取り直す。
 警官としての使命を取ったが為に、達也を殺され、邦彦も死亡した。 
 二人の弟を失った辛さを乗り越えてのGメン加入だった。
 高校時代の親友・三沢と一緒に警察官採用試験を受験。そして警官となった。
 (No.241「
囚人護送」)

 階級は、<
巡査長>。(No.295「午前6時の通り魔」)
 曲がったことは好まない実直な性格だが、犯人追跡中に恐れをなした若い警官を
 根性がなっていないとブン殴ったことがあった。
 後で、殴った警官が<警部補>と知り窮地に立たされる。
 殴った警官は島谷を逆恨みし、仲間同士でお礼参りをする。
 その事実を隠し通すが、黒木の尽力もあり真実を捻じ曲げてはならない
 厳しさに目覚め、島谷に詫びを入れる。島谷は全てを許し、ノックアウト強盗を
 共に追い詰めて行くという実にさわやかな男である。

 No.306「
サヨナラGメンの若き獅子たち」で、捜査の失態が元で古巣の捜査四課
 へ戻ることとなり、中屋警部補、吹雪杏子刑事とともにGメンを降板した。
 
 フルネーム:島谷和彦(「暴走トラック殺人ゲーム」では一彦)


 

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