○マリコ・寺岡刑事 | ||
父はアメリカ人、母は日本人。国籍はシンガポールである。 明るく、茶目っ気たっぷりの女性Gメンだった。 No.304「プロ野球開幕ナイター殺人事件」の後の特報「GUY & GIRLS」 では<マリ子・寺岡刑事>だった。 No.307「新・Gメンの罠はヌード金髪死体」より登場。 混血の花売りに扮した謎の女で、カメラを持ってプールサイドを歩き回る 正体不明の謎の女として登場。 シンガポール警察の潜入捜査官だったが、シンガポールコネクション の犯罪をGメン、インターポールと協力して摘発したことをきっかけに 日本で刑事の勉強をすることを決意。 黒木警視正に直訴してGメン入りした。 No.319、320「香港カラテ対北京原人」では、香港での国際犯罪摘発にも 果敢に挑戦。相手がカラテ使いの殺し屋と知ると、骨董品店で ヌンチャクを仕入れ、クンフーに躍りかかるなど、怖いもの知らず。 No.318、319「女の裏窓24時間」などでは実務を学ぼうと、 上司や同僚に問いかけながら捜査するというけなげな一面も見せた。 賀川陽子刑事と仲が良いようで、No.311「裸の女の死体を運ぶ刑事」 では連れ立ってショッピングに出かけるシーンもあった。 田口刑事と二人だけでキャンプに行くこともしばしばあったが、 No.322「キャンピングカーに乗った鬼婆PART2」で、マリコの名を叫んで 谷底に転落して行くほど熱を上げる田口よりは冷静に男性を見つめる 余裕もあった。 No.330「19歳の金髪美女強盗団」を最後に降板するが、降板に伴う エピソードは作られる事が無かった。 田口同様、No.331「新GメンVSニセ白バイ軍団」の冒頭。 黒木警視正のナレーションで、シンガポールに帰国したことが 告げられたのみだった。 ---------------------------------------------------------- マリコ・寺岡刑事役のセーラ・V・ロウエルさんがお亡くなりになられまし た。享年50歳(2011年6月28日) ご冥福をお祈りいたします。 |