追悼・丹波哲郎さん

『キイハンター』 『アイフル大作戦』 『バーディ大作戦』 『Gメン75』 『Gメン82』 『スーパーポリス』
古くは幼稚園児の頃、何となく記憶に残っていた『スパイキャッチャーJ3』以来、数々の作品を通じて
勇気と、感動を与えて下さった心の中のボス・丹波哲郎さん。

丹波哲郎さんがお亡くなりになりました。
2006年9月24日(日)
23時27分。享年 84歳。。。。。

1982年10月11日(月)東映撮影所で初めてお会いしたときのことを、
昨日のことのように覚えています。
気さくに話をしてくださったこと。

笑いの絶えなかった撮影風景に触れて、改めてお人柄のよさを感じたものでした。


多感な幼少時代から、社会人になってからも

数々の感動を・・・・・、
生きるための勇気付けをいただいたこともありました。


ありがとうございました。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


▼告別式でいただいた想い出の品です▼

 

丹波哲郎さん・告別式

2006年9月30日(土)午後1時過ぎ
〜東京・青山葬儀所にて〜

◆追想◆
晴れのちうす曇。
新聞やネットニュースなどで告知のあった丹波哲郎さんの
告別式に参列してきました。
私が会場に着いたときは、既に午後1時を過ぎた頃。会場入り口左手には
、記帳ができる机が通路に沿って並べられてましたね。

今まで丹波さんが出演された作品のテーマ曲や主題歌が
流されており、記帳したカードを持って通路を歩くと『Gメン
75のテーマ』が・・

まるで丹波さんと滑走路を歩いているような錯覚に陥って
しまいます。

通路から斎場へ。係りの方から花を受取り、丹波さんの
遺影の前に来たとき。脳裏を横切ったのは、東映撮影所で
はじめてお会いしたとき、失礼ながらも抱きついてしまった
思い出でした。
今、眼前にある棺の中には、あのときの黒木ボスが・・・
丹波さんが・・・。信じられない気持ちでいっぱいでした。
長年の感謝を心の中で何度もつぶやき、斎場をあとに。

外に出るとテントの下に控え席があり、出棺を待つ
駐車場には多くの報道陣、ファン、関係者の方であふれ
かえっていました。
改めて丹波哲郎さんの偉大さ、人気の高さを知ったもの
です。

この場所で、tikさん、とお会いし、少しの間、
思い出話をしていた時。
『Gメン75・レクイエム』『キイハンター・オープニングテーマ』
が流れ、ぐっとこみ上げてくるものが・・・・。

明るく笑顔でお見送りと思ってましたが無理ですよね。。

 
 

・・・そしていよいよお別れのとき。
『面影』が流れてきたときは、さすがに気持ちを抑えること
ができなくなったものです。

佐藤純彌監督の50年来の思い出のお話。

死後の世界はこの世と地続きだ。駅から駅へ電車を乗り
換えるようなものだと、仰ってたそうです。丹波さん。

  「・・・悲しむなと言われても、悲しいものは悲しい」
ご子息・丹波義隆さんのお言葉も忘れられません。

  一足先に旅立つよ。みんなむこうで待ってるぞ。
  じゃあな!

いつの日か丹波さんのメッセージどおり、お会いできる
ことを私も楽しみにしています。ありがとうございました。
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